航空機設計士カイルは彼女自身が設計した最新型の大型旅客機で、6歳の娘の姿が消失。必死に捜すが、周囲の者は誰も娘の行方を知らず、搭乗記録すらなかった。
酷評されるほど悪くはないが、いろいろ惜しくて腑に落ちないところもあるのは確か。
現実か妄想か。設定は興味深いし、ジョディ・フォスターはさすが。ただ終盤はやや適当というかやっつけ仕事というか、リアリティーにも乏しい展開。航空保安官の配役を変え、もうちょい丁寧に組み立てればもっと面白くなるんだけどなあ。にしてもエミレーツ航空A380のような総二階建ての豪華旅客機。
✅メモ
製作費5500万ドルに対し世界興行収入2億2338万ドル。
連邦航空保安局はアメリカ国土安全保障省の運輸保安庁の監督下にあり、航空保安官(スカイマーシャル)の正確な数やどのフライトに配備されるかは機密情報として公開されていない。
日本のスカイマーシャルは2002年の日韓サッカーワールドカップ開催時、テロ予防・フーリガン騒乱時の対策として日韓便および試合開催地への国内便に臨時的に武装私服警官が搭乗した。その後、制度化され、機動隊員からの選抜されているが、人数や搭乗便は明かされていない。