家具小道具、部屋、衣装、画面を静止画で観た時の全ての色使いにおけるバランス、そしてスクリーンの中に入りたくなるようなフィルムの質感は
ウェス・アンダーソン監督と同じく
ただ、それよりはアダルトでうっとり魅せてくれるアキ・カウリスマキ監督。
ル・アヴールの靴みがき、ジャームッシュ監督のパターソンみたいなテンポで、観終わってじわぁ〜っと暖かくなる映画だった。
数年前観た希望のかなたも社会問題にメスを入れつつも、優しい映画だった記憶。
多幸感に包まれる不思議な印象。
主人公が飼ってるライカという犬は、監督のリアル愛犬らしいです🐕いい子だねぇ〜
女の人が自立している感じも
ご近所の信頼関係もとても好きでした。
メモ:♪Blind Willie McTell/Statesboro Blues