たますけ

ル・アーヴルの靴みがきのたますけのレビュー・感想・評価

ル・アーヴルの靴みがき(2011年製作の映画)
3.6
時代は少し前のノルマンディの田舎町のお話。
靴磨きで生計を立てる老人夫婦が、密航者事件に巻き込まれるという。
出てくる役者さんの表情がなんとも言えず暖かく、
シリアスなテーマなのに悪人が出てこない。
貧乏だけどお互いに支え合い、助け合って生きていく、日本なら小津安次郎が描くような世界だ。

お金がなくても、入院した奥さんに持っていく花を欠かさない、そのシーンがとても印象的だった。
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