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ニューオリンズのTokoのレビュー・感想・評価

ニューオリンズ(1947年製作の映画)
4.0
ストーリーとジャズミュージックの両方が楽しめる素晴らしい映画。

ジャズと言えば個人的にピアノをやっていたこともあり、ビル・エヴァンス、ハービー・ハンコック、キース・ジャレットなどのジャズピアノはよくCDで聴くけど、ラグタイムという音楽の名前はこの映画で初めて知った。

少し調べてみたら19世紀末から20世紀初め頃にアメリカで流行した音楽なのだそう。
映画の中でも「西アフリカの労働歌や賛美歌や川船の歌が合わさって生まれた」とあった。

テンポ良いリズムで聴いていてもワクワクするし、何よりバンドメンバーたちが心からラグタイムを楽しんで演奏しているから、聴いてる側にもそれが伝わってくる。

最後のコンサートのニューオーリンズは最高。

サッチモの笑顔とラグタイムで心をポカポカに温めてくれる素敵な映画だった。

ラグタイムにも色んな種類があるのでそれぞれ聴いてみたい。
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