filmarksの評価はそこそこだけど、おもしろかった。ひとりの男性が転落していく様子だけだと、まあよくあるやつではあるんだけど、後半は新聞記者側の苦悩が描かれてたのがおもしろかった。
記事が売れればいいのか?反響が大きければそれでいいのか?それによって社会に与える影響は…?最後の群衆が押し寄せてくる描写からも、今の世の中にも似たようなことってあるよねと。
1933年に起きたリンチ事件の映画化で、フリッツ・ラング『激怒』も同事件をモデルにしているらしい。
今回の東京出張のタイミングでは死ぬほど観たいと思うような作品がそんなになかったけど、ヴェーラで2本観られたのは嬉しかった。また言うけど、こういうの上映しているミニシアターがある東京が羨ましすぎるよ。
〝有罪だ だが憎悪は無益だ〟