どうしよう、モニーク姐さんがめちゃんこかわいい…。
小さい頃から太っていたため、いつもまわりからバカにされてきたジャズミン。そんな苦境を腕力と毒舌で乗り越えてきた彼女が一人の男性に恋をしてしまう姿にきゅんきゅんする。
太めでもええじゃないか!というテーマ性が最後まで持続されているので、登場人物たちが底抜けに明るいのもいい。ジャズミンたちのファッションやコロコロ変わる髪型もお洒落で楽しい。
コンプレックスを持っていても捨て鉢にならず、外面を疎かにしないというのはやっぱり大事なんだなあ。渡辺直美とか本当にかわいいもんなあ。メイクや髪型もその辺の芸能人よりお洒落だと思うわ。
「アームホール狭すぎィ!」
「肥満体=豊満ボディ」
「大柄な女性は服探しに苦労してんだよ!」と一人ごちるモニーク姐さんの台詞も面白かった。
アフリカでは女性の体格と社会的地位が比例するらしく、大きいほど豊かだと見られるらしいが、これは国がどうこうというより個人的趣向にした方が良かったかも。デザイナーという立場からジャズミンがクイーンサイズファッションの救世主となる展開は爽快でよろしい。