フレスコの傘さんの映画レビュー・感想・評価

フレスコの傘

フレスコの傘

バールのようなもの

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スケア・キャンペーン(2016年製作の映画)

4.5

タチの悪い人気ドッキリ番組「スケア・キャンペーン」。人を騙すことに突出したこの番組の次なるターゲットは本物の殺人鬼だった……。

これは面白かった!シンプルなシナリオに加え、ツイストがよく効いた演出。
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ワン・ミス・コール(2008年製作の映画)

3.0

『着信アリ』のハリウッドリメイク版。例によってジャパニーズホラーが全くもってダメな人間なのでオリジナルは未見である。でもあの着信音は未だに忘れてねえからな(半ギレ)。

リメイクなのでコテコテの西洋ホ
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リサイクル -死界-(2006年製作の映画)

2.5

創造し捨てられたものたちが再生した世界、死界。一体幾つのものが創られては廃棄されてきたのか。この死界という概念が実に切ない。

悲しみと退廃美に溢れた世界観は廃墟好きにはたまらないものがある。しかし、
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火垂るの墓(1988年製作の映画)

5.0

6月頃に道端で蛍を見かけるようになると、そして夏になると思い出す作品。

子供の頃はビデオに録画したものを何度も何度もテープが擦りきれるまで繰り返し観ていたが、成人してから観るのは本当に久しぶりである
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感染島(2011年製作の映画)

2.5

孤島を舞台にしたウイルスパニックもの。

TVMなので過度の期待は禁物である。それゆえに感染の規模がこじんまりしているという点は迫力に欠けるが、あらゆる器官の細胞をゼリー状に液化して破壊するウイルスが
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デイブレイカー(2009年製作の映画)

3.5

狩られるのはヴァンパイアではなく人間。ユニークな設定と退廃的な世界観、冷え冷えとした生気のない画面の中だからこそどす黒い血液がただひたすらに美しい。それが人間ではなく、ヴァンパイアたちによって構築され>>続きを読む

シティ・オン・ファイアー(2008年製作の映画)

3.0

半年以上雨が降らず、深刻な水不足が続くシドニー。水の価値が高騰し、水をめぐり犯罪が多発する中、シドニー郊外で落雷による山火事が発生するが……。

2012年のシドニーを舞台にしたディザスターTVM。2
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ゴースト・ハウス(2007年製作の映画)

3.0

農場地帯にあるゴーストハウスに訳あり一家が引っ越してきましたよ、というストーリーそのものは凡庸だがパン兄弟の映像美(広大なヒマワリ畑と美少女の組み合わせ最高!)とサム・ライミの恐怖演出が絶妙にマッチン>>続きを読む

ケース39(2009年製作の映画)

5.0

ソーシャルワーカーのエミリーは実の両親からオーブンに入れられ焼き殺されかけた少女リリーを保護するが……。

いわゆる子供が怖い映画。『エスター』と同時期の作品だが、児童虐待の描写があるためか公開が延期
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アントニー・ジマー(2005年製作の映画)

3.0

正体不明の知能犯アントニー・ジマーを巡るサスペンス。『ツーリスト』のオリジナル版である。

ソフィー・マルソーの透明感のある美貌がたまらないし、イヴァン・アタルも前半はヌボーっとした冴えないオッサン風
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ポビーとディンガン(2005年製作の映画)

5.0

オパールの採掘地であるオーストラリアの田舎町を舞台にした空想癖(イマジナリーフレンド)のある少女とその家族の物語。

妹のために存在しうるはずがないイマジナリーフレンド、ポビーとディンガンを必死に探す
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プリースト(2011年製作の映画)

3.0

オープニングのアニメーションが大変素晴らしかったので全編アニメにすれば良かったのでは?原作は韓国の漫画だっていうし。

といってもベタニさん演じるプリーストがカッコいいのでこれはこれで満足。

キャム
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THE JUON/呪怨(2004年製作の映画)

2.5

ジャパニーズホラーが全くダメな人間なんだけど、リメイク版なら怖くないよね?と思って観てみたらバカヤロ、日本が舞台やんけ。

あの日本家屋が怖いんだって!押し入れ開けらんないよ~、風呂入れないよ~とか思
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北国の帝王(1973年製作の映画)

3.0

1933年、アメリカが大不況のドン底に陥っていた頃。失業者たちによる列車の無賃乗車が常習化しており、彼らはホーボーと呼ばれていた。

まるで任侠映画みたいなタイトルだが、これ原題そのままなんだよな。
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恋の方程式 あなたのハートにクリック2(2001年製作の映画)

2.5

ルーク・ウィルソン×デニス・リチャーズによるラブコメ。

ストーリーは可もなく不可もなくといったところだが、ルークのダメ男っぷりが最高にかわいい。

それと原題のThe Third Wheelは足手ま
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午後の曳航(1976年製作の映画)

4.0

気高い海の男が女を求めて陸の男に成り下がったことで起きる悲劇。

三島由紀夫の原作に忠実に基づいているとのことだが、この際どい内容を日本映画の雰囲気で観たいかと問われると正直微妙なので海外で映画化した
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THE DUFF/ダメ・ガールが最高の彼女になる方法(2015年製作の映画)

4.5

サブタイが長い上にクソダサいけどDUFFという単語が衝撃的。でも昔からこういう引き立て役という概念や観念はあったわけで。

そういったものをSNSを多様してリアルなティーンムービーに仕上げているので面
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ノンストップ・ガール(2000年製作の映画)

3.0

ヘザー・グラハムがかわいいの一言に尽きる作品。この人もクリスティーナ・リッチと同じで本当にベビーフェイスだよなあ。

夫に献身的な妻、結婚の誓いを頑なに守ること=夫を守ることに全てを捧げている女性とい
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アンソニーのハッピー・モーテル(1996年製作の映画)

3.0

なんてことはない、行き当たりばったり系ゆるゆるクライムコメディ。

ウェス・アンダーソンの商業映画デビュー作ということで、さすがにひとつの作品として見ると粗さが目立つものの、デビュー作から音楽の使い方
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エントランス(2001年製作の映画)

2.5

散々引っ張っておいてこのオチぶっ込むんかよ~みたいなろくでもないサイコスリラー。

まあこのろくでもない感嫌いじゃないけどね!

あと神父役のルーク・ウィルソンが良かったなあ。この役、別になくてもいい
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O〔オー〕(2001年製作の映画)

3.5

現代版『オセロ』inハイスクール。

ジョシュ・ハートネットが好きなので観た。女の嫉妬も怖いけど男の嫉妬も恐ろしいな……。

主人公ヒューゴの境遇が悲惨すぎるので客観的じゃなくてわりと主観的に観てしま
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ザ・スパイ 裏切りのミッション(2009年製作の映画)

3.0

パリ空港にて荷物検査員として働く男がある事件をきっかけにイギリスへ渡り、水面下で動くスパイとして仕立て上げられていく。

ギョーム・カネが主演だといささか華がないような気もするが、作品自体が超地味なの
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アラクニッド(2001年製作の映画)

3.0

ジャングルの中で巨大化したクモに襲われるパニック映画。

その辺に転がりまくっている低俗B級クソ映画かと思いきやクモの造形がなかなか凝っているので最後まで楽しめた。

アレックス・リードとクリス・ポッ
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奇跡の朝(2004年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

アオリ文のフランス版『黄泉がえり』は上手いなあ。

いやーこんなに悲しい映画は久しぶりに観たかもしれない。悲しくて息苦しくて、切なくて。これ以上何も言えないし私の文章力では上手いこと書けないのが悔しい
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処刑島(2006年製作の映画)

1.5

犯罪に手を染め、鑑別所に収監された少年・少女たちは更正プログラムのため無人島に送られる。しかし、誰もいないはずの無人島には招かれざる客人がいた……。

ゴア描写はなかなかのものだが、薄っぺらいキャラク
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シークレット ウインドウ(2004年製作の映画)

3.5

今は亡き日曜洋画劇場でわりとよく放送されていた記憶があるが、こういう話だったのか。

キング原作の映画作品はクオリティの高低が分かれるものが多いが(というか映画製作にキングが関わっているものはつまらな
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妹の恋人(1993年製作の映画)

4.5

兄と妹の名前をそのまんまタイトルにしたBenny & Joonに対し、邦題がえらく素敵。妹の恋人、とはなんと想像力が掻き立てられるタイトルなのだろう。

ジョニー・デップはこの頃からコミカルな演技に磨
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ジェリーフィッシュ(2007年製作の映画)

5.0

イスラエルの都市テルアビブを舞台に三人の女性の物語を描いた群像劇。

私は海がないところで生まれ、育った人間なので海辺の街が舞台というだけですごくわくわくする。

当たり前の日常を描いただけなのに、ボ
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ホワイトロスト(2007年製作の映画)

1.5

実話を元にした作品らしいが、ドラッグの危険性を訴えた啓発映画感がスゴい。

主人公カップルもイケメンなのか美女なのかよくわからない中途半端なツラである。

凍てついた森の雰囲気、ドラッグによる幻覚症状
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夏休みのレモネード(2002年製作の映画)

4.0

『サイモン・バーチ』、『翼のない天使』と同じく”神様と僕、そして時々信仰のこと”をテーマにした作品(私が勝手に思っているだけ)。

子供たちのストレートすぎる疑問とピュアな感情が実にみずみずしい。
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サラの鍵(2010年製作の映画)

5.0

フランス警察によるユダヤ人の一斉検挙、ヴェロドローム・ディヴェール大量検挙事件を描いた作品。

私も本作に出てくる若者同様、この事件を全く知らなかったのだが、ユダヤ人の大量虐殺に関わっていたのはドイツ
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翼のない天使(1998年製作の映画)

3.0

最愛の祖父を亡くした少年が身近な人の死をどう乗り越えるのか。天国にいるおじいちゃんは幸せなのか?という疑問を一貫して捉えた作品。

あのシャマランがこんなピュアな映画を撮っていたことに驚きを隠せない。
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ボーン・レガシー(2012年製作の映画)

3.0

前作アルティメイタムの時間軸を前後としたボーンシリーズのスピンオフ。

前半はめちゃくちゃつまらないのに後半からめちゃくちゃ面白くなってくる。ボーンシリーズは敵を欺くアクションありきというのはあながち
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ボーン・アルティメイタム(2007年製作の映画)

3.5

デヴィッド・ストラザーン演じるノア・ヴォーゼン見たさに鑑賞。

基本的にボーンさんが一枚上手を行き続ける映画なのでCIAの無能っぷりが露呈しまくりである。にしてもストラザーンさん、インテリな雰囲気ムン
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クリスティーナ・リッチの ピンク・モーテル(1999年製作の映画)

4.0

モーテルを舞台にした群集劇。かっちりには程遠い、ややこしいぐらいグニャグニャとした人間関係と対話がたまらない。尺も短いのでゆるーいお手軽な群集劇が楽しめる。

クリスティーナ・リッチはムッチムチでもめ
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ロリータ2004(2003年製作の映画)

1.5

ニンフォマニアでサイコパスなアンジェリークちゃんによる官能サスペンス映画。

エロティックな面が全面的に押し出されているため、サスペンスやスリラー的な展開を期待すると肩透かしを食らうので注意されたい。
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