4423さんの映画レビュー・感想・評価

4423

4423

映画(1615)
ドラマ(0)

モンテ・クリスト伯(2002年製作の映画)

3.0

冒険活劇、裏切り、脱獄、華麗なる転身、ロマンス、そして復讐。バラエティに富んだ要素がふんだんに盛り込まれているのが楽しい。

とりわけイフ城脱獄シーンでは、そういうやり方があるのか!? と感動すら覚え
>>続きを読む

パパ、アイ・ラブ・ユー(2012年製作の映画)

2.5

最愛の妻を亡くしたマークは、その死を受け入れられないまま二歳の息子アイザックと二人きりの生活を送っているが……。

マーク・ウェバーが彼の実の息子と共演したホームドラマ。実の親子だからこそ生み出せた自
>>続きを読む

シカゴ・ドライバー(1999年製作の映画)

5.0

クリスマスを間近に控えたシカゴ。うだつのあがらないタクシードライバーの男が拾うのは、どいつもこいつも妙な客ばかりで……。

運転手と彼のタクシーに乗り込む乗客とのやりとりがメインだが、ポール・ディロン
>>続きを読む

真夜中のゆりかご(2014年製作の映画)

3.5

チェンジリングのはなし。
北欧特有の美しい映像が堪能できるが、最後までぞわぞわとした恐ろしさがあった。

親の素質がない人は子を成すべきではないと思う。自分の生活を維持するのもやっとなのに、命を育てら
>>続きを読む

ぼくたちのムッシュ・ラザール(2011年製作の映画)

5.0

小学校の教室で首を吊って死んだ女性教師。担任教師の死をなかったことにしようとする生徒たち。その死をタブー化し、触れることすらも拒む大人たち。そこへ、後任の教師としてアルジェリア移民のラザール先生がやっ>>続きを読む

屋根裏部屋のマリアたち(2010年製作の映画)

3.0

1962年のパリ。ブルジョワフランス人と、彼らに雇われたスペイン人のメイドたちをコメディタッチで描く。

陽気なメイドたちは屋根裏部屋で共同生活を送っているのだが、そこが秘密基地みたいですごくわくわく
>>続きを読む

星の旅人たち(2010年製作の映画)

4.5

人のこころを突き動かし、揺さぶることができる一番わかりやすい行動は、走ることと、歩くことだ。そうすることで生まれた多くの感動や伝説を我々は知っている。

旅の舞台はサンティアゴ・デ・コンポステーラ。コ
>>続きを読む

声をかくす人(2011年製作の映画)

4.0

時は南北戦争末期。アメリカではじめて女性の死刑囚となったメアリー・サラットと、彼女を弁護する若き弁護士の姿を描く。

下宿屋を営んでいた彼女は、リンカーン大統領暗殺事件に関わっていたとされ逮捕されるが
>>続きを読む

ネル(1994年製作の映画)

4.0

社会から隔絶されて育ったと思われる女性ネルが、とある山小屋で保護される。彼女は、言葉が不自由だった母親に山奥で育てられており、自分だけの言語を使って生活していた――。

うつくしいジョディ・フォスター
>>続きを読む

死の家(2000年製作の映画)

1.5

舞台は雪深い片田舎。そこは木と雪ばかりで、鳥さえいないような静謐な場所。

ロケーションは最高なのに中身がてんでダメ。

ダニー・ギルモアのゲロの吐き方が最高に好きなんですが、キチガイ親父が巻いてたマ
>>続きを読む

モーヴァン(2002年製作の映画)

4.5

アラン・ウォーナーの原作は読了済み。
金のライターとシルクカット、セパレーターをはめた指に塗るダスキー・チェリーのペディキュア、子供の頃、クリスマスカードの上で膝を擦って以来、ラメパウダーが入り込んだ
>>続きを読む

ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

3.5

無為だとか、孤独感が突き刺さりそうな空気が好き。

手で触れられることのできないSNSでもこういう居場所のなさみたいなものを感じるから、世界って本当に面倒くさいな。

スカーレット・ヨハンソンが鬼かわ
>>続きを読む

監獄都市 プリズンシティ(2017年製作の映画)

2.5

匿名性が完全に奪われている監視社会というバックボーンそのものは非常に心揺さぶられるものがあるのだが。

完全に雰囲気映画というやつで「誰が、何を」という根本的な部分さえも理解に苦しむため、大半の人が置
>>続きを読む

SOMEWHERE(2010年製作の映画)

5.0

あの日、タイタニック号への乗船を拒んだスティーヴン・ドーフは、唯一無二の俳優となった。いわばハリウッドの反逆児。本作での役はドーフにしか演じられないだろう。

シャトー・マーモントというお城から脱出し
>>続きを読む

ムースの隠遁(2009年製作の映画)

4.0

冒頭、ヤク中カップルの男の方がヘロインの過剰摂取で死ぬが、生き残った女、ムースは彼の子供を宿していた。

男の家族からはヤク中の母体で産むのは危険だ、そもそも死後の子供など望まないと疎まれる。ムースは
>>続きを読む

紳士同盟(1960年製作の映画)

3.5

古きよきケイパー・ムービーということでよろしいか。これほど男くさく、酒と煙草が似合う映画もなかろう。それも主役は、元軍人のいぶし銀おじ様たちときた。

「異質な人間をあぶり出すのはイギリス人の十八番だ
>>続きを読む

シンプル・プラン(1998年製作の映画)

4.0

シンプルには程遠い、非常にややこしいプランでございました。シンプルだとか、ナチュラルだとか、そういうのを会得するのは逆に難しいのだ。

ああ、いっそのこと雪がすべてを隠してしまえばいいのに。それを嘲笑
>>続きを読む

マイ・アーキテクト ルイス・カーンを探して(2003年製作の映画)

3.5

ソーク研究所、キンベル美術館、バングラデシュ国会議事堂などを創造した最後の巨匠ルイス・カーンの建造物を巡る、探求の旅。旅人は彼の私生児、ナサニエル・カーン。

建物を介してルイス・カーンという人間その
>>続きを読む

チャレンジ・キッズ 未来に架ける子どもたち(2002年製作の映画)

5.0

英語のスペルを正しく競い合う大会、スペリング・ビー自体は『綴り字のシーズン』で知ったクチだが、本作は実際に全米スペリング・ビーに出場する子供たちとその家族を追ったドキュメンタリーである。

『ドキュメ
>>続きを読む

(2001年製作の映画)

4.5

ガイ・バートの原作は読了済み。話自体は単純明快である。英国のパブリック・スクールに通う生徒たちがイースター休暇の三日間だけ遺棄された地下の穴ぐらに閉じこめられる。三日後にマーティンという生徒の手によっ>>続きを読む

スパニッシュ・ホラー・プロジェクト 悪魔の管理人(2006年製作の映画)

3.5

アパートの管理人(ババア)が若いカップルを巻き添えにしてキチガイじみたおままごとを始めるよ!というホラー映画。

スパニッシュ・ホラー・プロジェクトの素晴らしいところは60分~80分前後くらいの短編作
>>続きを読む

パウダー(1995年製作の映画)

3.5

雷に打たれ、瀕死の母親から産まれた少年パウダー。パウダーとはアルビノとして生を受けた彼のニックネームだった。

奇異の目を常に向けられ、人とは違う自分の姿に苦しみながらもパウダーの持つ純粋無垢なエネル
>>続きを読む

ネイムレス 無名恐怖(1999年製作の映画)

4.0

娘を亡くした母親の元へ一本の電話がかかってくる。

「ママ、私生きてるの。助けに来て!」

それは5年前に誘拐され、殺害された娘からの電話だった……。

非常に不気味な作品。得体の知れない悪というか、
>>続きを読む

電車男(2005年製作の映画)

4.5

ドラマ版は毎週欠かさず見ていたのだが、そういえば映画版はまだ見たことなかったなあ……と思い。

いやあ、改めて見るとすんごい純愛だよなあ。何よりSNSがなかった時代である。この時代は今のようにツールを
>>続きを読む

ブランカニエベス(2013年製作の映画)

4.0

高度な技術によって演出の幅も広がる今の世の中に、あえてのモノクロ×サイレント、かつ白雪姫×女闘牛士という異色さ。

色のないモノクロの世界では、時として自分の脳内で色を想像してしまう節がある。例えばジ
>>続きを読む

トカレフ(2014年製作の映画)

3.0

因果応報といえばそれまでだが、たまにはこういうビターな終わり方もいいな。自分が蒔いた種が原因とはいえ、悲しすぎる。

イケおじのなかに混じったレイチェル・ニコルズとかいう女神様が大変美しい。

ザ・マジックアワー(2008年製作の映画)

5.0

最初こそ舞台臭が強くてうっわ、入り込めねえ……と不安だったのだが、佐藤浩市が出てきてから一変した。何故なら本作は佐藤浩市萌え映画だからだ。

それに映画のなかで映画撮影をしているというシチュエーション
>>続きを読む

白ゆき姫殺人事件(2014年製作の映画)

4.0

自分も誤謬にまみれたネット社会に浸かってるから空恐ろしい話である。でも抜け出せない、この空間から。

真実が嘘に変わり、嘘が真実に変わる狂った場所。気付けば誤謬の波に飲まれ、標的にされ、炎上すればただ
>>続きを読む

告白(2010年製作の映画)

4.0

冒頭の暗い教室内でのやり取りから心臓を鷲掴みにされ、胸糞悪いのに超スタイリッシュな告白だった……。

洋楽多用しまくり、スローモーション多用しまくり、カーブミラー越しのオサレ映像多用しまくり、いけ好か
>>続きを読む

ディボーシング・ジャック(1998年製作の映画)

4.0

北アイルランド、大統領選最中のベルファストを舞台にしたスタイリッシュアクション……かと思いきやもはや壮大なギャグ。ハードボイルドワンダーランドとかいうわけわからんアオリも心地いいくらいイッてます。>>続きを読む

フロストバイト(2006年製作の映画)

3.0

スウェーデン産、極夜×ヴァンパイアもの。スウェーデン映画史上初のヴァンパイアを取り扱った作品らしい。

冒頭の1944年のシーン(初っぱなからめちゃくちゃカッコいい!)と現代がどう繋がっていくのかが見
>>続きを読む

ドリル・マーダーズ 美少女猟奇殺人事件(2010年製作の映画)

2.5

ノルウェー産世にも珍しい(?)除脳ゾンビ映画。

オレンジの作業着に電動ドリルを持った殺人鬼が女の子の頭に穴をあけ、その中に何か得体の知れないものを注入すれば除脳ゾンビの出来上がりだよ☆という話。
>>続きを読む

ザ・クロス エクソシストの闇(2009年製作の映画)

2.5

スウェーデン産宗教映画。タイトルからイメージするようなホラー映画ではない。

なんだいこりゃ詩篇の朗読大会かい?ってくらい台詞に詩篇が引用されまくっててワケわかんないよ……。

ちなみに原題のPSAL
>>続きを読む

パルコ フィクション(2002年製作の映画)

3.5

パルコを舞台にした矢口史靖と鈴木卓爾によるオムニバスムービー。

全篇脱力ゆるゆる系でどの話も面白かったけど、一番のお気に入りは『見上げてごらん』かな。スカイス・クレイパー症候群を患うパルコの女性社員
>>続きを読む

アドレナリン・ドライブ(1999年製作の映画)

5.0

うだつのあがらないレンタカー会社の男と地味な看護婦がヤクザの金2億円を持ち逃げするドタバタ逃避行。

安藤政信×石田ひかりってなにこの萌えカップル。しかも擬似恋愛とか美味しすぎるやろ……。

追っ手が
>>続きを読む

ひみつの花園(1997年製作の映画)

5.0

3度の飯よりお金大好き銀行員が銀行強盗犯に盗まれた5億円の在りかを探る。

こういう常にカネ、カネ言ってる奴ってロクな死に方しないのばかりなんだけど、本作の主人公・鈴木咲子さんは何しても死にそうにない
>>続きを読む

>|