フレスコの傘さんの映画レビュー・感想・評価

フレスコの傘

フレスコの傘

バールのようなもの

映画(1594)
ドラマ(0)

パウダー(1995年製作の映画)

3.5

雷に打たれ、瀕死の母親から産まれた少年パウダー。パウダーとはアルビノとして生を受けた彼のニックネームだった。

奇異の目を常に向けられ、人とは違う自分の姿に苦しみながらもパウダーの持つ純粋無垢なエネル
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ネイムレス 無名恐怖(1999年製作の映画)

4.0

娘を亡くした母親の元へ一本の電話がかかってくる。

「ママ、私生きてるの。助けに来て!」

それは5年前に誘拐され、殺害された娘からの電話だった……。

非常に不気味な作品。得体の知れない悪というか、
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電車男(2005年製作の映画)

4.5

ドラマ版は毎週欠かさず見ていたのだが、そういえば映画版はまだ見たことなかったなあ……と思い。

いやあ、改めて見るとすんごい純愛だよなあ。何よりSNSがなかった時代である。この時代は今のようにツールを
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ブランカニエベス(2013年製作の映画)

4.0

高度な技術によって演出の幅も広がる今の世の中に、あえてのモノクロ×サイレント、かつ白雪姫×女闘牛士という異色さ。

色のないモノクロの世界では、時として自分の脳内で色を想像してしまう節がある。例えばジ
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トカレフ(2014年製作の映画)

3.0

因果応報といえばそれまでだが、たまにはこういうビターな終わり方もいいな。自分が蒔いた種が原因とはいえ、悲しすぎる。

イケおじのなかに混じったレイチェル・ニコルズとかいう女神様が大変美しい。

ザ・マジックアワー(2008年製作の映画)

5.0

最初こそ舞台臭が強くてうっわ、入り込めねえ……と不安だったのだが、佐藤浩市が出てきてから一変した。何故なら本作は佐藤浩市萌え映画だからだ。

それに映画のなかで映画撮影をしているというシチュエーション
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白ゆき姫殺人事件(2014年製作の映画)

4.0

自分も誤謬にまみれたネット社会に浸かってるから空恐ろしい話である。でも抜け出せない、この空間から。

真実が嘘に変わり、嘘が真実に変わる狂った場所。気付けば誤謬の波に飲まれ、標的にされ、炎上すればただ
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告白(2010年製作の映画)

4.0

冒頭の暗い教室内でのやり取りから心臓を鷲掴みにされ、胸糞悪いのに超スタイリッシュな告白だった……。

洋楽多用しまくり、スローモーション多用しまくり、カーブミラー越しのオサレ映像多用しまくり、いけ好か
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ディボーシング・ジャック(1998年製作の映画)

4.0

北アイルランド、大統領選最中のベルファストを舞台にしたスタイリッシュアクション……かと思いきやもはや壮大なギャグ。ハードボイルドワンダーランドとかいうわけわからんアオリも心地いいくらいイッてます。>>続きを読む

フロストバイト(2006年製作の映画)

3.0

スウェーデン産、極夜×ヴァンパイアもの。スウェーデン映画史上初のヴァンパイアを取り扱った作品らしい。

冒頭の1944年のシーン(初っぱなからめちゃくちゃカッコいい!)と現代がどう繋がっていくのかが見
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ドリル・マーダーズ 美少女猟奇殺人事件(2010年製作の映画)

2.5

ノルウェー産世にも珍しい(?)除脳ゾンビ映画。

オレンジの作業着に電動ドリルを持った殺人鬼が女の子の頭に穴をあけ、その中に何か得体の知れないものを注入すれば除脳ゾンビの出来上がりだよ☆という話。
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ザ・クロス エクソシストの闇(2009年製作の映画)

2.5

スウェーデン産宗教映画。タイトルからイメージするようなホラー映画ではない。

なんだいこりゃ詩篇の朗読大会かい?ってくらい台詞に詩篇が引用されまくっててワケわかんないよ……。

ちなみに原題のPSAL
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パルコ フィクション(2002年製作の映画)

3.5

パルコを舞台にした矢口史靖と鈴木卓爾によるオムニバスムービー。

全篇脱力ゆるゆる系でどの話も面白かったけど、一番のお気に入りは『見上げてごらん』かな。スカイス・クレイパー症候群を患うパルコの女性社員
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アドレナリン・ドライブ(1999年製作の映画)

5.0

うだつのあがらないレンタカー会社の男と地味な看護婦がヤクザの金2億円を持ち逃げするドタバタ逃避行。

安藤政信×石田ひかりってなにこの萌えカップル。しかも擬似恋愛とか美味しすぎるやろ……。

追っ手が
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ひみつの花園(1997年製作の映画)

5.0

3度の飯よりお金大好き銀行員が銀行強盗犯に盗まれた5億円の在りかを探る。

こういう常にカネ、カネ言ってる奴ってロクな死に方しないのばかりなんだけど、本作の主人公・鈴木咲子さんは何しても死にそうにない
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裸足のピクニック(1993年製作の映画)

4.5

平凡な女子高生がキセル乗車をしたことを皮切りに様々な不幸に見舞われていくブラックコメディ。

主人公がドン底に堕ちていく作品は数多く観てきたが、本作のエグさ、禍々しさは唯一無二な感じ。コーヒーで例える
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グリズリー・レイジ(2007年製作の映画)

1.0

ジャケットがアホみたいにカッコいいだけで中身はクソ。

タイラー・ホークリンの無駄遣いもいいとこですぅ(半ギレ)。

リアルなクマさんが出てくるのは唯一頑張ったところだけど、あの雑な血飛沫どうにかなら
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ロボジー(2011年製作の映画)

4.0

ミッキー・カーチスが五十嵐信次郎名義で主演を張っている時点でもう胸アツである。

なんでもこの名前はカーチスが日本語の名前と日本人に憧れて子供の頃に作ったものらしい。

行き当たりばったり、お茶を濁す
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THE 有頂天ホテル(2005年製作の映画)

4.5

群集劇の醍醐味とも言える点と点が繋がっていく様は何事にも代えがたい爽快感がある。ラストの見事な大団円の長まわしは何度でも余韻に浸りたいくらいだ。

本間勇輔氏のジャジーな音楽がまた素晴らしいんだよな。
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十三人の刺客(2010年製作の映画)

4.0

面白かったけど密度が濃いのはラスト50分の死闘のみ。

松方弘樹だけ殺陣のレベルがマジで別次元すぎるのでもっと無双して欲しかったなあ。

あと伊原さんの台詞に「戦に武士道も卑怯もない」ってあったけど本
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ウォーターボーイズ(2001年製作の映画)

4.0

もはやシンクロという言葉は消滅し、アーティスティックスイミングと呼ばれる現在。敢えて馴染みのあるシンクロと書くが、シンクロのスゴいところはミックスデュエットという種目があり、男のシンクロがちゃんと実現>>続きを読む

エレクトラ(2005年製作の映画)

2.5

何も考えずに観る分には面白いけど敵があっさり死にすぎ。5人もいるのにお前らマジで使えねーな(尺の問題で)!

ジェニファー・ガーナー姐さんは文句なしの美しさなんだが……。

あとアビーちゃんが天使級に
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善き人(2008年製作の映画)

3.0

ナチス入党を余儀なくされた教授が職権乱用しまくってユダヤ人の友人を助け出す話かと思ったら全然違うじゃねーか。

とにかく流されるままの主人公に全く共感できないのでフラストレーションがたまりまくる。
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転落の銃弾(2013年製作の映画)

1.5

タイトル通りサム・ロックウェルが放った転落の銃弾。

森に入り込んだ女性を鹿と間違えて射殺、その女性が大金を持っていたことから死体を隠すが……というストーリーラインそのものは悪くない。

しかし、2時
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ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館(2012年製作の映画)

2.5

ダークホラーの醍醐味である陰鬱な雰囲気は逸品だが、結局音でビビらす系ホラー映画の範疇は抜け出せておらず、凡庸。

黒衣の女と子供部屋のおもちゃは本当に不気味だったが、やはり見てくれだけという感じだ。
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サンシャイン 歌声が響く街(2013年製作の映画)

3.0

別にジュークボックス・ミュージカルにしなくてもいいようなストーリーだが(むしろふつうのヒューマンドラマとして観たい)、大作ミュージカル映画にはない雰囲気をまとっているのも確か。地味でなんとなくイモくさ>>続きを読む

キュア ~禁断の隔離病棟~(2016年製作の映画)

2.0

ビジネスマンのデイン・デハーン氏、スイスの怪しげな療養施設に放り込まれ麻酔なしで歯を抜かれたり、ウナギを飲まされたりするの巻。

視覚的な美しさは申し分ないのだけど、とにかく尺が長い、展開がダルい、類
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ピーター・パン(2003年製作の映画)

3.0

ジェレミー・サンプターの美少年っぷり(犯罪級)とジェイソン・アイザックスの一人二役が見もの。

撮影の大半がブルーバックとワイヤーアクションで占められている作品なのでキャスト陣は大変だったろうな。メイ
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[リミット](2010年製作の映画)

3.5

95分間、棺に閉じ込められたライアン・レイノルズの一人芝居を楽しむ作品。

棺の中に閉じ込められた男をひたすら映し、基本的に電話でのやり取りとレイノルズの一人芝居だけで鑑賞者を最後まで引き込むというの
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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2(2011年製作の映画)

5.0

ハリポタシリーズ10年の集大成。口に出すのは簡単だが、10年という歳月は本当に長いよなあ。この作品をリアルタイムで追いかけることが出来た私は幸せ者だ。

見せ場も盛りだくさん。これぞ大団円に相応しい。
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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1(2010年製作の映画)

4.0

大団円に向けひたすら暗く重苦しい展開が続くが、魔法省潜入のシーンがめちゃくちゃ面白い。

これはランコーン、マファルダ、カターモールを演じた役者たちの演技と存在感の賜物である。にしてもポリジュース薬が
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ハリー・ポッターと謎のプリンス(2008年製作の映画)

3.5

本作はいわゆる最終章に向けてのお膳立てのようなもの。内容的には好きだが、恋愛要素がわりとしつこいのが鼻に付く。

あとこの頃からマルフォイ一家がかわいくて仕方がない。ドラコがベラ様に父親に似て肝っ玉が
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ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(2007年製作の映画)

5.0

アズカバンと並んで好きな作品。

みんなで魔法の練習をするところが問答無用に好き。私がハリポタシリーズに求めている風景はこれなんだと改めて気付いた。

花火のシーンはシリーズの中でも名シーンのひとつ。
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ハリー・ポッターと炎のゴブレット(2005年製作の映画)

3.0

例のあの人が復活したにも関わらずあまり記憶に残らない作品。

三大魔法学校対抗試合そのものは面白いけどワクワクするような感じではないからなあ。あとやたらと青春に重きを置いている感じが私には合わないのか
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ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004年製作の映画)

5.0

コロンバスの降板とリチャード・ハリスの死去。シリーズにおいてターニングポイント的な位置付けになった作品だと思う。コロンバスが降板したことにより、子供時代は終わったという意味合いにも私は思える。

三人
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ハリー・ポッターと秘密の部屋(2002年製作の映画)

4.5

シリーズもののいいところはキャストたちの成長を一緒に追いかけることができるところ。

シリーズ最長の作品だが、コロンバス節は相も変わらず健在で一作目同様ワクワクさせてくれる。ワクワク感だけではなく、ハ
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