このレビューはネタバレを含みます
全部面白かったけど「電話」が一番好きかも
二人にこれだけ憎まれてるヒロインが何したのかも特に語られないところ、深夜ヒロインが寝入ったあと一瞬の穏やかな空気がぶち壊される無常さが良い
ホラーとかスリラーって豪奢な家が舞台でも気味悪く感じてしまうけど、あの家ずっと居心地良さそう
家に来てすぐの会話でもちょっと思ったけど、殺された後「いつも邪魔しやがる」って言われてるのも、最終的に元彼が親友の仕込んだナイフで殺されるのもヒロインへの親友の感情友愛だけじゃなかったよね？て感じだ 原作読んでないのでわからないけど
「ヴルダラク」は正統派ゴシックホラーだし父親帰ってきてすぐの疑心暗鬼になるところのスリラー感もよかった、なんだかんだ婿入りできたしメリーバッドエンドだと思ってる 原作だと続きがあるみたい
「水滴の音」の怖い顔、一番最初にカーテン捲った時はショッキングだったけどあの顔のまま安楽椅子でかわいいネコちゃん抱いて揺れてるのちょっと面白くなってきた
最後の顔面アップ、隣人が指輪盗ったような演出にもとれるけどどうなんだろう？
最後明るい音楽とニコニコのボリス・カーロフで笑った
ホーリー・マウンテンもそうだったけど、カメラがゴリゴリのメタ視点になって終わる映画って結構あるのかな 個人的には気持ちよく映画館を後にする気分でテレビ消せるから好き
