歩く肉

ポゼッションの歩く肉のレビュー・感想・評価

ポゼッション(1981年製作の映画)
4.2
こんなに映画で笑ったのは久々。もっとも、この映画で大爆笑する自分の感性を危惧してしまうが。
ポーランドの受難に満ちた歴史について描いた映画だと聞いていたので、最初は、これはなんのメタファーかなとあれこれ推測してみたけど、途中から推測するのが馬鹿馬鹿しくなるくらい、徹頭徹尾トチ狂っていた。トチ狂っているのに、明晰な理性を保った状態で作られたような生真面目さもあって、謎な中毒性がある。
毒を持って毒を制すというが、自分が精神的に弱まっている時にこの映画を観たら、一周回って元気になれそう。
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