「ネオ:タランティーノ
ポスト:ロドリゲス
の登場」

とかビデオパッケージに書いてあった。

...ウソつけっ！w

超低予算映画で、パルプフィクションを真似た作り。
セリフ多過ぎ。うるさい。
話自体はまあまあだったんだけどね。

『スモーキン・エース』に通じるプロットの捌き方、コーエン兄弟、タランティーノとは似て非なる群像劇。熟睡して途中までしか昨日は見れなかったけど、再見して面白かったジョー・カーナハン処女作。

『ファーゴ』のボンクラコンビ(スティーブ・ブシェミ、ピーター・ストーメア)のような中古車センターのオーナー、まるで『ザ・メキシカン』のような赤いオープンカー…随所に色んな映画の要素をフラッシュバックしたけれど、カーナハン監督の目線がしっかりしてたので、物騒な教訓話のようでもあって良かったし、キャラクターの肉付け然り、即退場も可笑しいですw

惜しむらくは前半の掛け合いのダルさです。あそこで眠気が一気に来たし、その時の退屈さ、タランティーノの『デス・プルーフ』以来の地獄ぶりでした。

• #ジョー・カーナハン
• #カーディーラー
• #殺人
• #ディーラー
• #赤
• #オープンカー
• #ポンディアック・コンバーチブル

ジョー・カーナハン初長編作品。予算は100万円と聞いたがそれに違わぬ出来。死者の写真など『NARC ナーク』以降のフィルモグラフィでも随所に確認できる細部はここにも登場。