妻を亡くし、娘が居ながら自堕落な生活を送るフランク、その体の中ではあらゆる細胞、粘膜などが暮らしている。そこで刑事をしている白血球のジョーンズは死の危険がある病原菌が入り込んだ事を知り、風邪薬のドリックスと共に病原菌を追うお話。
アメリカ版のはたらく細胞といいますか(こっちの方が先ですが)中々汚い感じもあって良かったです。
基本的にBGMがR&BやHIPHOPだったりするのでノリがそういう感じだったりするのですがアニメパートと実写パートが交互に展開していくところがユニークですね。
ビル・マーレイがそのまま駄目親父を演じているので娘の健気さが沁みます。
体の中にいる市長の動向が人の性格に反映しているのは面白いですね。
勝手にいらん事喋るのは嫌ですが。
唯一気に食わないの主人公の吹替えをお喋りクソ野郎のクリス・ロックがやっている事でしょうか。
それさえなければ気持ちよく良い映画です。