otom

フェリックスとローラのotomのレビュー・感想・評価

フェリックスとローラ(2000年製作の映画)
4.8
移動遊園地の男の元へフラリとやってくるニャンコみたいな女って云う不安定要素盛り。ゴスメイクで可愛いと微妙の中間を行きつつ、やっぱりなんだかんだで可愛いを醸し出すシャルロット。超面倒臭いんだけど、謎を気取ってしまう30代女のある意味『本物の哀しさ』とそれを受け入れる男の大人の愛情って事で、この頃のルコントっぽい仕上がりで良い。若干、リンチ方面に引っ張られてる感もあるけど嫌いじゃない。MVでそのまんま使えそうなオーティス・レディングのシーンとか凄い好き。
otom

otom