フェリックスとローラの作品情報・感想・評価

「フェリックスとローラ」に投稿された感想・評価

Aki

Akiの感想・評価

3.0
過去に鑑賞、ルコント監督好きなんですが前半はゆったりな印象でした、後半にかけてサスペンス、ミステリーのタネが分かる人は途中で読めると思う。
パトリス・ルコントの作品としては
物足りなさを感じました。

だけれどもロマンチックなシーンも多く
独身の時に見たら、萌え萌えとしただろうなぁ。
シャルロットはどんな役もこなしてしまいますね。
好きです。
移動式遊園地で謎の女性と出会って恋に落ちるお話。

これ、初めて観た時はズコー!って椅子からズッコケそうになりました笑
まじかよ、そんなのありなのか!!
ってビックリ。

シャルロットゲンズブール演じるローラが哀愁感100%で、観ている私も
彼女の過去に何があったんだろう、彼女を助けてあげたい
って切ない気持ちになっちゃう。

でも、ラストでズコー!って笑
あぁぁぁでも全然嫌いじゃないよ、こういうの!!
むしろローラみたいな女性、最近はSNSにすごく多いと思う私であった
miho

mihoの感想・評価

3.5
遊園地が舞台ってところから
オシャレで、好きでした♡
台詞回しも良い!

ローラのメンヘラすぎる感じが
途中から怖くなってくるけど、
シャルロットだから素敵なんだよなぁ。
Risa

Risaの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

シャルロット・ゲンズブールは 本当に 真当な生き方は似合わない、イメージぴったり。

不のオーラとミステリアスさ、不健康さで、決して 綺麗な方ではないけれども、あのかすれ気味でゆっくりな喋り方が魅力的。

移動遊園地での恋愛とは なんとも夢見がち。一緒に回るのか、その時だけの恋愛。
ルコント作品は夢見がちなものを 真面目に丁寧に普通にこなしていくものなんですね。

さらに、陰気臭いローラの虚言に振り回されっぱなしで、愛の為に人を殺して欲しいというまでになる。。
あっけない終わり方にはビックリですね。

ルコント作品、今のところ 仕立て屋の恋が1番好き♡早く歓楽通りも観たい〜°
ayumi

ayumiの感想・評価

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(アーカイブ)

2006年04月19日00:52

前に一度見た。

なぜかわからないけど、響かない。
前と同じ印象。
響くはずのお膳立ては整っている気がするのだけれど。

パトリスルコントの監督作品、結局、“髪結いの亭主”しかピンとこないというのが結論?

フランス映画、好きなつもりなのだけれど。

まいっか。

移動遊園地はいいな、と。
たかこ

たかこの感想・評価

3.2
これだけ勝手でワガママなオンナであっても許せちゃうのは、それはシャルロット・ゲンズブールだからに尽きます。
hiragino

hiraginoの感想・評価

3.4
観たのは公開当時だけど、記録。
シャルロット・ゲンズブールがミステリアスで綺麗だった。
移動遊園地のゴーカートでそこらじゅうにぶつかりながら楽しそうに笑う彼女が印象的だった。
emily

emilyの感想・評価

3.3
移動遊園地のオーナのフェリックス。ある日遊園地でさみしい目をしたローラを見つけ一目ぼれ。彼女を遊園地で雇うことになるが、謎の男の出現により、彼女は行方をくらます。再びローラが戻ってきて二人は結ばれる。彼女には娘がいて、クラブ歌手のあの男のせいで娘に会うことができないとフェリックスに話す。謎の男がいなくなればローラは幸せになれると言う・・

冒頭クラブで歌う歌手の生歌から始まる。そこから銃声が鳴り響くのだ。そこで埋められた固定概念を薄く裏切り、ハートフルなラブストーリーに導かれていく。入口と出口は全く別物であり、入り口のイメージで物語を見ていると、物語にそうしてローラにかき乱されてしまう。

謎多きローラ演じるのはシャルロット・ゲンスブール。目元のメイクが濃く、それもまたミステリアスな雰囲気を出している。移動遊園地の華やかな明かりが飛び交う中で、ひと際謎めいたさみしさを纏うローラ。出会いもそうだが、再び戻ってきた後も、青白い中で二人が抱き合い結ばれる過程にも、普遍的な恋愛物語でありながら、どこか生活感や真実味のない、幻想的な描写になっている。

いつもそこに居ながら、存在感が薄く、すぐに手のひらからするりといなくなってしまいそうな雰囲気をミステリアスに醸し出す。脇を固める、クラブ歌手の男や、ゴーカードに何度も乗る中年男性、フェリックスに暴力を働く男性達などのエピソードもまた、サスペンス感を煽り、単純なラブストーリの奥を想像させてる作りになっている。

ミステリアスな女性は確かに男性には魅力的に映るだろうが、それも度を過ぎると、ただ「訳が分からない女」になってしまうだろう。その絶妙なラインを行くローラ。しっかり信頼をつかんだ所で、自分の嘘を明かすところが憎い。フェリックスはローラと反して正直で、不器用だが、そのストレートな愛が彼女を動かす。愛のために死ねるのかという質問に答える時のフェリックスにはリアリティがあり、そこから彼の態度を試すような発言からサスペンスに転ぶと見せかけて、ハッピーエンドに持っていく。

観客の心をもてあそびつつ、そのひねくれた概念を恥じてしまうような結末をたたきつけられるのだ。彼女の初めてみせる笑顔が煌びやかに余韻として光り、二人なら大丈夫という安堵を覚える。
noriko

norikoの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

これは、どう考えてもシャルロット・ゲンズブールにしかできない役です。
普通の綺麗な女優さんが演じたら、完全に金返せモードです。
あれだけ、あれだけミステリアスな女で引っ張っておきながら、まさかの自演!
影があり常に寂しい女を演じれば、周りは気にかけてくれると・・・。
平凡な人生に引け目を感じるのは分かりますが、最後の最後で自らのイメージを壊さなくても。

そもそも冒頭のシーンから、ひっかけですよ。
だれがどう見たって、過去の男を清算するため今の男をけしかけ、殺したと思います!
結局あのシーンは何でもないのか、シャルロット嬢の妄想の世界なのか。
清算するほどの相手ではなかったのです。
そして今の男と意味不明なハッピーエンド。
ルコント監督ですからね、冒頭のシーンとラストのシーンは同じものだと思っていましたから見事騙されました。

本作のシャルロット嬢の起用は正しい。
彼女の影がある薄幸さが輝き、自然と過去を想像してしまいました。
どういう人生を送ってきたんだろう・・・どんな謎がそこにあるんだろうと。
もっとも毎度彼女は孤独を背負っているように見えますけどね。
実生活では違うのでしょうが、ちょっと心配になります。
まぁその薄幸さが彼女の最大の武器ではありますが。

話を元に戻すと、シャルロット嬢が本領発揮をしたおかげで、こちらは常に彼女の謎を探してしまっていました。
それで最後謎などないと言われるのですから、たまったものではないです(笑)
文字通り中身のない映画ですよ。
シャルロット嬢だからそれはそれでありかなと納得してしまうのですから、恐るべし。

総じて、ルコントは相変わらず、ミューズを愛でる醜男を撮るのが天才的だと思います。
愚かなほど一途に男は女を愛するのです。
ただ今回はちょっと男の意見が働いてしまってますね。
「殺すのは嫌」と(笑)
だから、救いようがない程盲目的な献身を描いた「歓楽通り」のほうが好き。
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