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勝利への潜航のmhのレビュー・感想・評価

勝利への潜航(1957年製作の映画)
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主人公はのちのアメリカ大統領、ロナルドレーガンで、ヒロインはのちのファーストレディーという物語に関係ないところでやたら豪華にもかかわらず、まったく有名ではない潜水艦もの。
潜水艦映画の金字塔「眼下の敵」と同じ年に制作なので、その輝きの影に隠れたともいえるけど、そもそもがそんな面白くないのが埋もれた原因か。
とはいえ、見どころは多くて、潜水艦ものの定番展開「部下から信頼されない艦長」「ふたりの艦長」「副長との不仲」などを、丁寧にやってくれてる。
のちの潜水艦映画の肥やしになっているともいえそうな映画だった。
艦長の恋人が、若いクルーと夜遊びしたことでひと悶着起きるんだけど、艦長ぜんぜん怒らないし、恋人のほうが清楚なキャラなのが、地味にすげーと思った。
ミニッツ海軍大将本人が出てきたり、作中の面白日本語もすごいし、特撮もすごかった。
見るところはけっこうあった。
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