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スモーキング・ハイのikoanのレビュー・感想・評価

スモーキング・ハイ(2008年製作の映画)
3.2
まあまあ面白いアクションコメディーってとこですかね。
面白いんだけど登場人物がマリファナ中毒だったり、薬の売人だったり、腐敗警官だったりとモラリティーの高い方には眉をしかめられそうな内容です。
セス ローゲン演じる主人公は裁判所の召喚状配達員、上手くやりさえすれば毎日マリファナ吸ってテキトーにやれる楽な仕事だ!って公言するようないい加減な男、決して悪い人間では無いんだけどちょっとね〜。こんないい加減男の彼女が綺麗な女子高生、一体どうなってるんでしょうか?で、お話は主人公が薬の元締め同士の抗争に巻き込まれ、いつも買ってる気のいい売人と一緒に逃げ回る羽目になるという物。間抜けな2人の適当な逃避行が、ゆる〜い感じのアクションを挟みつつ展開、最後はちょっといい感じに終わるお馬鹿映画です。
映画冒頭、第二次大戦中軍が秘密の地下研究所で麻薬を開発してるシーンがあります。開発途中これが有害という事になり違法、研究所は売却って事になるんですが、クライマックスの麻薬工場が…って軽く皮肉なオチに…なってます。
この映画ジョナ ヒルとラッセル ブランド主演の「伝説のロックスター再生計画」によく似た感じです。この映画の方が先ですがね。あちらが良かった方はこちらもオススメ。
私は「50/50」のセス ローゲンが良かったので期待したんだけどちょっと物足りないと言うか、残念!
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