菩薩

砂漠のシモンの菩薩のレビュー・感想・評価

砂漠のシモン(1965年製作の映画)
3.5
こんなおっさん新宿にコマ劇場があった頃なんてその周囲に幾らでもいた。開始早々なーにを偉そうにと憤慨、そのイライラが終始付きまとってくる事になるが、あんなおっぱいブリンブリンな悪魔が取り付いてくれるなら俺は今すぐデーモン小暮メイクを施す事すら辞さない。盗みに対する罰により腕を切られた男、神の奇蹟により復活、はいはい手品ですね、復活したところであいつはまた同じ罪を繰り返すに決まっておろう。『黄金時代』では犬が蹴っ飛ばされ、こちらではヤギ(羊だっけ?)が蹴っ飛ばされる、まさかブニュエルの作品の中に漫☆画太郎のババアが出演してるとは思わず不意をつかれた、蟻の巣を埋めたくなるのは人類共通の攻撃本能らしい。
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