ウェス・アンダーソンの長編デビュー作。
アンソニー、ディグナン、ボブの三人は強盗計画を行うため、大泥棒のヘンリーの協力を得るのだが、色々と災難が重なってしまい…。
うん、この頃はウェス・アンダーソンの癖がまったくない。普通のシュールコメディでした。
音楽のセンスはピカイチで最後にローリングストーンズ持ってきたりして良かったです。
それとカメラワークはまだ立体的に動いていまして新鮮でした。
でも、前半はあまりにもグダグダしすぎたため、あんまり印象に残ってないです。
ウェス・アンダーソンの笑いは基本的にオフビートなのですが、これは笑いを取るのに失敗していて、本当にオフビートなダラダラが続いてしんどかったです。
スコセッシは絶賛したみたいですね。
この後、『天才マックスの世界』という大傑作を撮るのでこれもデビュー作から大きく飛躍しましたね!
ウェス・アンダーソン個人的ベストランキング
1.天才マックスの世界
2.グランド・ブダペスト・ホテル
3.ライフ・アクアティック
4.フレンチ・ディスパッチ
5.犬ヶ島
6.ムーンライズ・キングダム
7.ザ・ロイヤル・テネンバイムズ
8.ダージリン急行
9.ファンタスティックMr.FOX
10.アンソニーのハッピーモーテル
アステロイド・シティ楽しみです!