ルサチマ

パパと呼ばないでのルサチマのレビュー・感想・評価

パパと呼ばないで(1995年製作の映画)
5.0
モーリス・ピアラの遺作。地獄のような痛々しさと軽やかさがいつのまにか交互に装いを変えながら画面に現れては消えていく。息子の目線に自分の身体の姿勢を変えることでしか父親として振る舞えない。
ラストのハムを鏡越しに食べようとするところで泣かない奴とは友達になれない。俳優が全員スゲーイイ。このレベルにどうすりゃ到達出来るんだ。

ドゥニの『美しき仕事』のラストで流れてた音楽がここでもダンスシーンで使われてる。
ルサチマ

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