ゴン吉

愛しのアクアマリンのゴン吉のレビュー・感想・評価

愛しのアクアマリン(2006年製作の映画)
4.3
人魚と人間の愛を描いたキラキラのファンタジック・ラブコメ作品。 

エマ・ロバーツ、ジョアンナ・‘ジョジョ’・レベスク、サラ・パクストンらがヒロインを演じ、ジェイク・マクドーマンらが共演。 

海辺の街に暮らす少女クレア(エマ・ロバーツ)とヘイリー(ジョアンナ・‘ジョジョ’・レベスク)はいつも一緒の大の仲良しで、二人ともビーチ監視員のイケメン男子レイモンド(ジェイク・マクドーマン)に憧れていた。そんな二人は、ある嵐の翌日にプールで人魚アクアマリン(サラ・パクストン)を見つける。アクアマリンは、3日以内に愛を証明できなければ父親が決めた相手と結婚しなければならないと言う。一方で人魚は日中の間は陸に上がると尾びれが脚に変化し、人間の容姿となる。アクアマリンもレイモンドにひと目惚れし、尾びれを脚に変えて彼の心を引こうとする。人魚を助けるとどんな願いでも叶うことから、クレアとヘイリーは、彼女の恋愛を手助けすることにするが…

人魚姫の現代版といった内容で、人魚を含めた3人のティーンエイジャーの女子が、恋にお洒落に大忙し。
三人の女子が可愛らしく、エマ・ロバーツはジュリア・ロバーツの姪で雰囲気が似ています。
話すヒトデの耳飾りや、感情が高ぶるとネイルの色が変わったり、人間の洋服を独特の感性で着こなす人魚がキュートです。
雑誌で男子の気を引く方法を調べたり、あの手この手でお目当ての男子にアタックする三人の女子たちが微笑ましい。
イルカに乗ってヒトデを取りに行ったり、海ならではのワクワクシーンも。
そこに恋敵の女子が現れ、恋合戦が繰り広げられます。
さらに隣に住むオジサンにアクアマリンが人魚であることがバレてピンチに!?
友情で結ばれた素敵な三人のティーンエイジャーが繰り広げる明るい気持ちになれるキラキラの女子会映画です。
ひと夏の恋や友情を通して少女たちが成長ししていくカミング・オブ・エイジの作品でもあります。
「愛は存在する!」  

2023.7 テレ東で鑑賞(サタシネ・吹替:瀬谷玲子 訳)
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