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THX-1138のmissilemanのレビュー・感想・評価

THX-1138(1971年製作の映画)
3.0
1971年公開のルーカスデビュー作。
配給会社に勝手に編集されたことからルーカスのハリウッドシステムに対する戦いのきっかけになった映画でもあります。
たしかTHE PEOPLE VS GEORGE LUCASのインタビューで本人が自らをアナキンになぞらえて巨大な帝国に挑んでいたはずがいつの間にか自分がヴェイダーになってしまった的な興味深い発言をしていたと思います。

今「敢えてレトロフューチャーな世界観で映画を作りました」って感じの映画としてみても遜色ないぐらい古臭くない。
ストーリーの大筋は単純でよくあるテーマだけど、数字と記号大盛りかつ断片的な台詞から世界観を理解していかなくてはいけないことから難解で単調に感じがちな映画。
作業で作られていたロボットがどこかC-3POに似ていたり、ホログラムのテレビや動きが悪すぎて弱いロボット警官はストームトルーパーを彷彿とさせたり、施設の外の風景などもどこかしらにスターウォーズの片鱗が見える気がする。後ラストシーンはタトゥイーンのルークを思い出した。
全自動3D TENGAが滑稽w
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