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レディ・キラーズのrage30のネタバレレビュー・内容・結末

レディ・キラーズ(2004年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

カジノの金庫を狙う強盗集団の話。

所謂、ケイパーものの作品なのですが、サスペンスと言うよりは、コメディー要素の強い作品になっています。
登場人物がどれも一癖あって、トム・ハンクスの独特な笑い方とか面白かったし、上手く行きそうで行かない…シニカルなユーモアはコーエン兄弟らしさを感じさせました。

ただ、これまでのコーエン作品と比べると、全体的に緩いというか、緊張感に欠けるのが気になる部分。
終盤の自滅していく展開とか面白いは面白いんですけど、雑というか強引にも感じられて…。
緊張と緩和のメリハリがあったら、もっと面白くなったと思うし、各キャラクターももっと掘り下げて欲しかったですね。

そんなわけで少し物足りなさを感じる部分もありますが、その代わりに100分弱でサラッと見れるのが本作の良いところでもあるのかなと。
軽めのコメディーorコーエン作品を見たい時にはオススメの作品です。
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