憧れの田舎暮らしのために不動産業者と下見にきた未亡人スーザンがパンクなギャングに襲われ女ランボーよろしくKILL!! KILL!!するトロマ映画。

アメリカの田舎ヤバいってのはよくある話だけど見学にきた段階で襲われる訳だから最高ランクのヤバさ。
そんな凶暴領域でヤられまくってマッチョウーマンに覚醒するリベンジムービーかと思ってたらば、大人数相手にビンタかましたり耳に木の棒刺して撃退したりと序盤からけっこう強い。

ほとんどが人間と車が崖を転げ落ちたり登ったりする画面だった気もしなくはないが、五寸釘、鞭、手斧っていう素敵ラインナップな武器たちでランボーするラストはスッゴいRAMBO！！
今まで観た映画の中でもトップクラスで手斧を研ぐ描写に力を入れてる映画だった。

蔦を使ったターザンアクションで攻撃して自分もろとも木にぶつかって気絶すんのもアホでよかった。
何より「Yeeeeeeeeeaaah!!!!!Hooooooooo!!!!!!」の絶叫万歳で終わるのがかわいく爽快だから最強。


原題の『They Call Me Macho Woman！』って某映画の訳し方すると『皆はこう呼んだ、マッチョ・ウーマン』なんだよな。クソほどカッチョ良い…。
故に今後主演のデブラ・スウィーニーを見かければマッチョ・ウーマンと呼ぶことだろう。出演欄クリックしたらこれしか出てないみたいだけど。

フォロワーさんのレビューを読んで無性にどうしても観たくなったやつです。
だってマッチョ♀ウーマンて…。
観終わった後にググってみたものの、ほぼ情報皆無で唯一VHSの画像だけ見つかったんですが、箱には「スーパーセクシャル・バイオレンス」って書いてありました。

マッチョウーマンなんて言うから見た目からして逞しい女の人が出て来るのかと思ってたら全然マッチョじゃない。
でもやたらと攻撃力高めで、普通に耳に木の枝ブッ刺したり、策略的におでこに釘刺さるように仕向けたりするからジワジワ笑える。
ピンチになると「キャーーー」って絶叫するんだけど、その割には普通にやっつけてるのめちゃくちゃ愛らしい。
事前にフォロワーさんのレビューを読んでいたのもあって、手斧を研ぐシーンが尺長めで熱入りまくってるの爆笑してしまった。

字幕なしだったので英語力皆無な私はとても心配だったけど本当に基本「Fuck」と「Shit」で構成されてて安心。
ほぼ言葉分からなくても面白いって実は凄いのでは。

記録: MC鑑賞 2.0