茜さんの映画レビュー・感想・評価

茜

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フィメール・トラブル(1974年製作の映画)

3.8

ディヴァイン演じるハチャメチャ女ドーン・ダベンポートの半生を描く。
ドーンのワル女子高生時代から、両親からのクリスマスプレゼントが気に入らず家出、その後ヒッチハイクの男にレイプされ速攻で子供を出産する
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メイフィールドの怪人たち(1989年製作の映画)

3.0

全く姿を見せない隣人がやべー奴なのでは?とご近所さんが嗅ぎまわる話。
ちょっぴりホラーテイストのあるコメディで、劇中には「悪魔の追跡」「センチネル」「悪魔のいけにえ」など数々の名作ホラーも登場。
監督
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ダークグラス(2021年製作の映画)

4.5

U-NEXTで現在独占配信中という事で鑑賞。
映画館もない田舎者にはいち早く配信してくれる事が本当に有難い。

此処をはじめとしたSNSフォロワーさんの間では賛否両論だった本作。
結果的に言うと私は凄
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悦楽共犯者(1996年製作の映画)

3.8

「これは変態の話ではありません」
パッケージの裏側に赤い文字で大きくこう書いてあるんだけど、登場するのはどう考えても癖の強い変態じみた人ばかり。
でもこれは普通に働き普通に暮らす何処にでもいる人々、自
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薔薇の葬列(1969年製作の映画)

4.3

これが松本俊夫監督の劇場用長編第1作目でありピーターのデビュー作って凄いなー。
60年代の日本にもゲイバーやゲイボーイという人達が存在していた事にも先ず単純に驚いた。
当時の人々や街の姿が極めてリアル
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オペラ座の怪人(1998年製作の映画)

3.1

アルジェント版オペラ座の怪人。
日本では劇場未公開かつVHSのみというのも納得っちゃ納得なんだけどファンとしてはディスク化して欲しい。
音楽がモリコーネ、ファントム役がジュリアン・サンズ、ヒロインは娘
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マニアック・ドライバー(2021年製作の映画)

3.4

これがジャパニーズ・ネオ・ジャーロ!!
…なのかどうか私にはよく分からんですが、ハチャメチャな謎展開を有無を言わせぬ勢いで押し切る感じは結構好き。
唐突に始まる刀の決闘シーンとか性除霊とか訳分からん過
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マンハッタン・ベイビー(1982年製作の映画)

2.5

DVDが投げ売りされてたので買ってはみたものの、安いにはそれなりの理由があるのだと納得させられるような内容。
フルチ爺だからちょっと期待し過ぎました。

マンハッタンと言いつつエジプトから話が始まるの
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狂ったメス(1967年製作の映画)

3.4

顔に醜い火傷を負ってしまったモデルの嫁のため、次々と美女を殺しては脳下垂体を手に入れようとするジョンという外科医の話。
ずっと気になってた作品で丁度DVDが安かったから買っちゃいました。

そもそも何
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ゴールド・パピヨン(1984年製作の映画)

4.2

幻の蝶を求めて行方不明になった父親を捜すお嬢さんが召使い&用心棒の男と共にセクシーな鎧を纏った女戦士だらけの人外魔境に迷い込む話。
このあらすじだけでもかなり意味不明だけど実際観てもかなり意味不明だし
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ザ・ベイビー/呪われた密室の恐怖(1972年製作の映画)

3.1

母親と姉達に「ベイビー」として育てられている青年をソーシャルワーカーが救おうとする話。
ニッチな需要を満たしてくれる流石のU-NEXTで配信されていたやつなんですが、想像以上に闇の深い話でまさしくホラ
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フランケンフッカー(1990年製作の映画)

3.3

今更ながらやっとBlu-rayを買ったので。

芝刈り機に巻き込まれ無残に死んだ恋人エリザベスを蘇らせるためマジキチ医学生がパーフェクトボディな娼婦の身体のパーツを集める話。
エリザベスの死に方が間抜
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ダーク・ハーバー(原題)(1998年製作の映画)

4.0

これが日本では未公開なうえにディスク化もされてないってガチで意味が分かりません。
英語分からないし細かいニュアンスが理解できないから切実にプロの翻訳で観たいんだけど。

とある夫婦の前に突如として現れ
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ホログラムマン(1995年製作の映画)

3.5

冒頭僅か10分でめっちゃ爆発するしめっちゃ燃える。
「B級なのに凄いなー張り切ってんなー」と思った数分後にまた盛大に爆発して笑った。
アクション映画ってあんま観ないけど、きっとこういうのでいいんだと思
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サベイランス(2008年製作の映画)

3.0

「ボクシング・ヘレナ」の大天然ぶりで大好きになったジェニファー・チェンバース・リンチの監督作。
言わずもがなデヴィッド・リンチの娘さんであります。

FBI捜査官の男女コンビが連続殺人を追う話。
凄惨
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妖精たちの森(1971年製作の映画)

3.4

名作ホラー「センチネル」のマイケル・ウィナー監督作。
私的にはゴリゴリのホラージャンルな「センチネル」よりこっちの方が圧倒的に怖いし有る意味ホラー。
純粋であるが故の恐ろしさがじわじわ染み込んできて如
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コフィー(1973年製作の映画)

3.6

看護婦のコフィーは僅か11歳の妹をヘロイン漬けにされてしまった恨みにより、たった一人で麻薬組織に復讐を誓う。
70年代ブラックスプロイテーションの代表作。

パム姐さんが好きでずっと観たかったやつ。
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女子高生チェーンソー(2003年製作の映画)

4.0

この映画すごい。
紛れもないB級いやZ級なんでしょうけど、真性のアホじゃないと思いつかないネタがどちゃくそいっぱい詰まっててボリューム満点。
くだらなさが倍増するから吹替視聴が特におすすめ。

ダンス
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世界が燃えつきる日(1977年製作の映画)

3.3

核戦争後の世界で生き残った人々が変な車に乗って他の生存者が居る土地を目指して旅に出る。
壮大なお話ながらも90分というお手軽な尺で観易いし、戦争モノではあるけどやたら重すぎない点も良い。

ジャンルと
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イノセント・ドール 虜(1986年製作の映画)

3.6

出て来る奴ら皆が皆ムラムラしてるドスケベ映画。
フルチ先生こんな作品も撮ってたんですね…しかもこれが肝硬変という大病からの復帰作ってのがまた面白い。

事故でサックス奏者の恋人を失った女が執刀医を逆恨
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ZOO(1985年製作の映画)

4.3

圧倒的な映画を観ると何と書いて良いか分からなくなるなー。

以前サブスクで観た作品がどれも好みで随分前にこちらのBlu-rayも手に入れてたんだけど、PS4売った後にプレイヤーが壊れて買い替え渋ってた
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ROKUROKU(2014年製作の映画)

3.0

「ゼイラム」でファンになった雨宮慶太氏が原作&総監督の妖怪モノって事でずっと観たかったやつ。
結論として期待を超える事はありませんでしたが、オムニバス形式という点では気軽に観れるし、雨宮さんファンなら
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デビルジャンク(1989年製作の映画)

2.4

電気椅子で処刑され電磁化(?)したキルレ117の凶悪殺人鬼から家族を守ろうとするトラウマ持ち刑事さんの話。
一応これHOUSEシリーズらしいのですが、相変わらず1や2と繋がりは全くないどころかテイスト
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トップ・シークレット(1984年製作の映画)

3.7

単純に楽しめる明るい映画が観たくなり。
東ドイツで開催されるフェスに招待されたアメリカ人ロック歌手が国際的陰謀に巻き込まれてしまう超絶おバカコメディ。
主人公を演じるヴァル・キルマーってこんなにかっこ
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蛋ヶ岳学会事件(2020年製作の映画)

3.2

フォロワーさんが観てて気になっていた短編。
調べてみると東京学生映画祭なるもので上映されたらしく、監督さんが映画美学校の修了制作として撮った作品だそうで。
こんな気持ち悪いもん(誉め言葉)を若い方が撮
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ねこぢる草(2000年製作の映画)

3.6

可愛いのに不気味。懐かしいのに怖い。
台詞も全くないストーリーながら様々な感情を与えてくる不思議なアニメ。
あとカメラワークがすっごい独特。そんな構図で描くんだなーって思うところがいっぱいあって面白か
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ガバリン2 タイムトラぶラー(1987年製作の映画)

3.7

ユニークなクリーチャーが沢山登場する楽しいホラー、ガバリンことHOUSEの二作目。
前作と話の繋がりこそ全くないものの、コメディ要素がパワーアップしてファンタジー味も増し増し。
しかし相変わらず「ガバ
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マニアック・コップ(1988年製作の映画)

3.0

人々の平和と安全を守る警察官が最恐の殺人鬼っていうB級ホラー。
本作に出て来る殺人警官が絵に描いたような四角い顔で、てっきり特殊メイクかと思いきや役者さんの素顔そのまんまでびっくり。こりゃ迫力あるわ。
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ブラッド・バイター(1989年製作の映画)

2.5

蛇に噛まれて蛇男になる話かと思いきや、噛まれた左手が蛇になる!
何て斬新な発想!と最初はワクワクしたんだけど、その面白さを活かしきれない展開にがっかり。
跳ねる要素はめちゃくちゃいっぱいあるのに、テン
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ハードウェア(1990年製作の映画)

2.3

核戦争によって砂漠化した世紀末感満載の地球が舞台。
高温多湿の荒廃した世界にスチームパンク的なSF要素が加わったビジュアル面は本当に大好きなのだけど、それだけに心から楽しめなかった事が惜しいし悔しい。
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グレンとグレンダ(1953年製作の映画)

2.7

ポンコツ監督として名高いエド・ウッドの長編映画デビュー作らしい。
服装倒錯者=女装趣味をテーマにした話で、自身も同じ趣味を持つエドが主人公のグレンを演じている。
グレンは女装趣味だけどゲイではないため
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処女の生血(1974年製作の映画)

3.6

普通の吸血鬼ホラーだと思ったら大間違い。
モリセイの描くドラキュラ伯爵は帽子を被れば日光も平気だし、十字架も自分で片しちゃうから平気。
処女の血じゃないと受け付けないグルメなもんだから栄養不足で瀕死、
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デモンズ(1985年製作の映画)

3.8

有名作を今更観る。

監督がランベルト・バーヴァ、製作総指揮ダリオ・アルジェント、音楽がクラウディオ・シモネッティ。
私的にはこれだけで概ね満足なんですけど、もっと早く観ておけば良かったなぁと思わせら
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チルドレン・オブ・ザ・コーン3/都会の収穫/スティーブン・キング/アーバン・ハーベスト(1994年製作の映画)

2.9

チルドレン・オブ・ザ・コーンの三作目はとうもろこし畑が田舎から都会のシカゴに進出。
とある夫婦の元に養子としてやってきた兄弟の弟が何か気持ち悪い…っていう話です。

ベースは基本的に今までと変わりなく
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スティング/ブリムストン&トリークル(1982年製作の映画)

3.8

スティングが謎の男を演じるスリラー。
交通事故で植物状態になってしまった娘を持つ父親の前に、娘の友人と名乗るスティングが現れ、押しの強さと不思議な魅力で家族の中に入り込もうとする話。

スティングの映
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ハロウィン1988・地獄のロック&ローラー(1986年製作の映画)

2.6

いじめられっ子の冴えないロック少年が焼死した敬愛するロックスターと対決するハメになる何とも夢のある話。

BGMは終始爽やかなメタルナンバーが流れてるし、ストーリーの設定的にもロックやメタル好きには楽
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