ダーク魔カスコス

フェイズ IV/戦慄!昆虫パニックのダーク魔カスコスのネタバレレビュー・内容・結末

2.2

このレビューはネタバレを含みます

フェイズⅣ 戦慄!昆虫パニック
〜アホの人体実験〜

IQが400万くらいの賢いアリが徒党を組んで人間を襲うモンスターパニックを期待してみましたが、全然違いました。

終始何をしたいのかがわからないクソ映画でした😅Blu-rayまで発売されているので面白いのかと思いましたが、これを2021年に楽しんでみるのは難しいですね。あくまで懐かしの思い出映画ということなんでしょう。もしくは雰囲気を楽しむということでしょうか。

⚠️以下ネタバレです⚠️

この映画のいいところ!
①ヒロインがやたらかわいい
②本物のアリを使った映像だけはすごい
③ヒロインがやたらかわいい
以上!

とにかく主人公たちが何をしたいのかがまったくわからなかったです。

🎬研究したい説
大仰な実験施設までつくっているので、アリの生態を研究したいのだと仮定しましょう。しかし、そのわりにはアリをちゃんと観察していません。太陽光を反射する蟻塚を見て「いつの間にあんなものが!?」とか言ってます。アリがあれを作る間ずっとエロ動画でも見ていたんでしょうか。研究する気があるとは到底思えません。

🎬生きて帰りたい説
そもそも太陽光を反射しただけでそんなに暑くはならないと思いますし、アリが鏡を作れるとは思えませんし、反射を理解できるとも思えません。そういう賢い設定なんだよといいたいのでしょうが、進化の過程をぶっとばしすぎてついていけません。間にもうちょっと何かはさめなかったのでしょうか。いきなり鏡はやりすぎです。アホらしいです。
まあそれは置いておくとして、主人公たちは生きて帰りたいのでしょうか。その割には謎の平行四辺形を送ってみるなど意味のわからない行動が目立ちます。夜の間に逃げ出したり、蟻塚を破壊したり、救助の要請を行なったりしません。どうやら生きて帰る気はないようですね。
アリからの円形の返信を見て「どういう意味なんだ!」って言っていたのが笑えました。お前の平行四辺形こそどういう意味なんだよ🤣

🎬駆除したい説
殺虫剤どころか人を殺す化学兵器をばらまいて、人が死んだのをまったく気にしないところを見ると、もしかしたら人命を犠牲にしてでもアリを駆除したいのかもしれませんね。ヒロインの家族を殺したことにまったく触れずにないしょにしたまま平然とした顔で一緒に暮らすなんて、人権を無視するほど切羽詰まった状況なんでしょう。
だったらあんな施設を建ててないでとっとと薬品をばらまくなり焼き払うなりしろよ。

🎬交信したい説
もしかしたら新たな知的生命体と交信したいのかもしれません。
それにしては人数が少ないですね。言語学者とか生物学者とか技術者とかひつようないのでしょうか。異文化交流をなめてるんでしょうか。

🎬アホの人体実験説
「アホを何人かのっぴきならない状況に放り込んだらどんな行動をするのか」という壮大な心理学の実験だったのではないでしょうか。進化したアリは実はそのように見えるだけの実験器具だったんですよ。裏で実験を行う人間が作ったイミテーションです。これならつじつまの合わない意味不明の行動や、説得力のない進化したアリにも説明がつきそうです。映画キューブみたいなもんですね。

ⅣとⅥって似ていますよね?
鑑賞途中、あまりにもつまらないので「これがフェイズ6まで続くとしたら拷問やぞ」と思い、ⅣだったかⅥだったかパッケージを確認しました。Ⅳでほっとしましたね😀