ろく

もののけ姫のろくのネタバレレビュー・内容・結末

もののけ姫(1997年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

BD持ってるのに金曜ロードショーで見てしまった。もう何十回見たかわからないし、見ながら一人アフレコごっこ出来る程度にはセリフ覚えてるのですが。

ここ数年はアシタカが八方美人過ぎて終盤はとてもモヤモヤしていたのだけど、今回見直したらふと「アシタカはアシタカなりに(生も死も操るシシ神さまとは異なる)ある意味神に近い思考に至ったから、全員生かそうとしてたのかな」と思った。
シシ神に呪いを受け入れつつ生きろと言われたこと、タタラ場の長の言葉、モロの言葉を受けて、呪いに蝕まれながら彼なりに考えた結果が、最終的にサンもエボシも含め自分に出来る限り生かそうとしたのかなーと。
タタリ神の呪いによって人間離れした力を得てしまった彼だからこそ、生きるということに対する考え方が他と変わってしまったのもあるのかな。

なんだかんだ見所多くて面白いな。結局ジブリでこれが最も好きなんでしょうね。
一番見ててテンション上がるのは最初〜「オシトール!」「……鬼だ」の辺りまでだけど。


2020.06.26追記
まさか23年ぶりに映画館で見ることができるとは!!!!!
嬉し過ぎて当然のように行ってきました。
↑で過去の私が知ったような風でトンチンカンなことを色々と書いていますが、改めて見直すとただの神作品でした。
数年前の自分が何もわかってなさすぎてビックリした。
この映画に☆3.5なんて何考えてるんだ?
劇場で見たらどう考えても☆4は固いんだよなぁ…🤔
エモ過ぎてタイトル出る前から泣いたわ。やっぱりジブリで一番好きですね。
過去最高にセリフの一つ一つが心に沁みました。
生きてりゃなんとかなるんだよなぁ。
ろく

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