ガク

もののけ姫のガクのレビュー・感想・評価

もののけ姫(1997年製作の映画)
4.2
2020/07/31

日本の映画館で鑑賞。当たり前だが劇中に笑いなど起きなかった。笑

2019/11/20

日本史の見直し。子供の時の自分が何処まで理解していたのか。今になってようやくこの作品のストーリー理解できた。あまりにも濃密なアニメーションであるが故に何回もの視聴に耐え得る、正に芸術作品だと思う。

序盤には道具を携えたアシタカの、全く無駄のない動き。駅馬車(1939)を彷彿とさせる、走行中の馬を下から仰ぐ迫力のアングル。おっこと主様が果てる時、一瞬目が黒く渦巻いて視界を取り戻し始めるという、シシ神の慈悲。夜、眠るサンのあどけなさ、ないし人間らしさをシンプルな少ない線で表すシーン。

アメリカ人が爆笑してたシーン。
気絶中のサンを、撃たれたアシタカがヤックルに乗って運び、サンが気を戻した瞬間アシタカが落下。すかさずモロの子がアシタカを咥えてフガフガするシーン。確かにコメディにはなってるな。笑

英語版の吹き替えは意外と悪くなかった。キャラに合った声になっていた。しかしモロだけはダメ。美輪さんがモロというキャラクターに深みを与えていたのに、そこが全くダメだった。全然神様っぽくない。

何はともあれ大きなスクリーンで観れて最高でした。ジブリ大好き。笑

@Legal LA Live & 4DX
ガク

ガク