ゴリアテの憂鬱

セブンス・コンチネントのゴリアテの憂鬱のレビュー・感想・評価

セブンス・コンチネント(1989年製作の映画)
4.5
ミヒャエル・ハネケによる恐ろしいまでの感性と才能が既に存分に発揮されている衝撃のデビュー作。

映像の質感は、個人的には初期の頃が最も好きです。

現代の人間は日常の取るべき行動に支配され、全てを破壊していく後半は人間にとっての〝浄化行為〟とまで表現するのだから、ハネケは知的ですけどマジでヤバい奴です。