ハネケの長編デビュー作。第1部から第3部までの3年間を説明はせず、細切れに映像として観せ、徐々にわかって行く。そして、ラストにこれぞハネケ作品だなぁと納得する。本作は、あらすじも何も情報無しで観るべ…
>>続きを読む感情も説明も徹底的に排したまま、整いすぎた日常が静かに崩壊していく。理由は語られず、共感も許されない。ただ出来事だけが、冷酷な距離感で積み重ねられる。
反復される生活行為と、後半の計画的な破壊行動が…
冷静に淡々と終わりへ向かっていく家族を、俯瞰で観察するドキュメンタリーのように感じた。
登場人物の表情も感情もほとんど描かれず、説明もなく、否定も肯定もされない。
静かに日常が積み重なり、崩れていく…
視聴前からうっすらネタバレを踏んでおり、破壊シーンを勝手に「身辺整理」若しくは「最後に破壊し尽くす爽快感」のどちらかなのかと予想しながら見ていた。
実際は丁寧に丁寧に、自分が生きてきたものを他人に利…
一家でいざ、第七の大陸へ。
ハネケの長編デビュー作です。平凡な中産階級の家族が一家心中へ向かうまでの淡々とした記録で、特にこれといった原因は提示されません。ただただ陰鬱、絶望。途中からあれ、これって…