セブンス・コンチネントの作品情報・感想・評価

「セブンス・コンチネント」に投稿された感想・評価

Cem

Cemの感想・評価

4.3
一家心中するお話

終始暗いです、会話もあまりないです。可愛い娘もいて綺麗な奥さんもいて借金苦でもない、いつどこで一家心中すると決意したのだろうか
何回か見たのに私には理解できなかった
後半の死ぬ準備するシーンが好き、いろいろ破壊してくのがスカッとする
めそ

めその感想・評価

3.0
最後は良かった
前振りは長すぎるけど…あれくらい必要かもしれない
tyapioka

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4.3
破壊が全く解放的でなく作業であるため、不快。がむしゃらに破壊するならば受ける印象も違っただろう。アクション映画のような破壊とは意味合いが異なる。1日を切りとって並列にするという淡々とした構成。いくつもの解釈を与える答えを出さない作風は賛否がわかれるだろうが、映画としてこういう見せ方はひとつの発明だと思う。決して面白い映画ではなく、つまらないのだが、それでもやはり力がある。
美人な奥さんと可愛い娘、安定した仕事。一般的には「幸せな家庭」。なのにどこか鬱屈としている父親ゲオルク。
妻のアンナと娘のエヴァも漠然とした不安を抱えながら日々生活をしている。

何をそんなに悩んでるんだ?と他人なら不思議に思うけど、当人は虚無感で埋め尽くされている。ラジオからは世界で起きている紛争や事故のニュース。単調な毎日を消化する現代の中流家庭の「幸せ」とは何か?

セブンス・コンチネント「7番目の大陸」は、新たな大陸、それはこの家族にとって希望に満ちた未知の大陸だったのかもしれない。

何でもない断片的な映像の連続から日常の閉塞感が伝わってくる。観ている側は段々ウンザリしてくるけど、たぶんそれも監督のねらい通りなんでしょう。やっぱりハネケ監督は描写の天才!
cinemar

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-
中盤、降り頻る豪雨の中、水を搔くワイパーの隙間から異形と化した乗用車が吊られているのが見えてくる。
車内にポップス音楽がかかり、一方で外では機械音が軋むような音を立てる。

皮肉的で無慈悲で


ハネケぽくて好きな描写でした。
【人をとことん不快にさせるミヒャエル・ハネケ監督の最骨頂】
何気ない日常が人生最大の決断をさせる。
冒頭たっぷりと流れる洗車機のシーン。これが一体何を意味しているのか掴めないけど、何だかやたら不安に気分にさせる。まぁ、ハネケ監督の映画なんだからハッピーエンドってことはないとは思ってるんだけど(笑)。でも要はハネケ監督がどんな手法で観る側を不快にさせてくるかが見モノなのである。
一家心中を決意した家族が死ぬための準備をするシーンに感情は感じられない。あくまでも淡々と、事務的にこなすのみ。
唯一水槽を破壊されたとき娘が泣きわめくシーンが、子供らしく、そして人間らしい描写だったかな。
「死ぬことに尤もらしい理由は必要か?」と問いただされている気分だった。
ミヒャエル・ハネケの作品は毎回清々しい程人を不快にしてくれる。
CCC

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3.8
ハネケ嫌い(好き)
初期のただならぬイッちゃってる感。
淡々と事実だけを描写する。
そしてその瞬間は見せない。
だからこそ余計に寒気。

これが長篇第1作目なのか。
続く「ベニーズ・ビデオ」もやばい。(語彙力…)
K2

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4.6
長編処女作だってのにハネケはまったくもう…
u

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4.0

なんだこれは…
全然パッとしないけど、物語が進むにつれて吸い込まれそうになる感じ。

なんでそうなったか、全くわからないけれど、それはこちらの解釈でって感じなのだろうか。
Terra

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4.8
1回目観た時寝ちゃったけどようやく全部観られた。これ処女作?!すごすぎる…。映像の構図やトーンが好みすぎた。どれ切り取っても綺麗。全てが観る人にゆだねられているのも、とてもよかった。分からない事に出会った時のあのどうしたらいいか混乱する感じを思い出し、ザワザワなる。こういう整然としたプロダクト感はドイツやオーストリアの原風景なのかなー。(トーマス・デマンドとか)頑張って最後まで観るべき作品と思いました!
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