「セブンス・コンチネント」に投稿された感想・レビュー

くるぶし
くるぶしの感想・レビュー
1日
3.6
冒頭から常に環境音に支配され、画面もほとんどのカットが異常なほどアップで観客に圧迫感を与える作りになっている。

この作りがマテリアル主義的な世間の圧迫感溢れる日常を描いてるように感じられた。

この圧迫感こそが登場人物が受けている圧迫感を表現したものであり、
例えストーリー上ではとても順風満帆なように見えても最終的なある着地点にたどり着いてしまう一つの要因として描かれていると感じた。

話は非常に難しい。が、最後の彼らの選択は納得できないというわけではないと感じてしまう。むじー
すね
すねの感想・レビュー
2日
5.0
ミヒャエル・ハネケ監督のデビュー作。
今のところハネケ作品でナンバーワン。
…………素晴らしかった………。
もう………それしか言えないよ………。
それしか言葉が出てこないよ………。
わたしのお口は素晴らしいしか出てこない。
素晴らしいの他に言葉を探してみようか。
すごい!好き!素敵!かっこいい!あ、出た…。

はい、朝起きます。ご飯食べます。仕事行きます。仕事終えます。ご飯食べます。寝ます。はい、朝がきます。朝です起きます。1日のはじまりです。

また始まったよぉの気持ちはなんでこうも憂鬱なのだ!と…誰もが一度は思ったことがあるだろう。不思議ね希望しかないのに…。

やけに黒味長くない?とか表情見せずに「行為」だけを写していたり、感情はどうした!?どんな顔してるの?いま何を思っているのと読み取れないあたりにずっとモヤモヤしてそわそわして…不安にさせる演出が上手いなぁって思った。

感情を見せる所がある、そこは見どころ!!

静か、さっぱり、あっさり、淡々っていう言葉の似合いそうな映画。
ラーメンで言うと塩ラーメンだね、塩ラーメン映画。透明感のある塩ラーメン。
透明感が素晴らしい…!でもさ透明感ってのが一番怖いんじゃないか、なんでも見えてしまう。隠せない。見たくないものも見える。

どろどろと濁ったスープくらいがちょうどいいのかもしれない、人生ってのも。
箸を入れた先になんの具材があるかなんてわからないほうがいいんだよ、きっと。たとえ靴下が入っていようが、消しゴムが入っていようが、食べるまで知らないほうがいい。

どろりな人生を生きたい。
nnn
nnnの感想・レビュー
5日
-
言葉なんていらない、観たものと、この感情がすべて
kuritaoreore
kuritaoreoreの感想・レビュー
2017/03/20
3.8
事物の言語化に対する反抗には非常に共感を覚えた。破壊のシーンとかはまさに「体験」しないと味わえない感覚で、よくぞこの体験を提供してくれたとハネケに感謝したい。
shiraokaminami
shiraokaminamiの感想・レビュー
2017/03/20
4.3
BGMを一切廃した中、効果音と映像のリズムに乗せて送り込まれるイメージ群が壮絶。身体の一部分と道具/動作を強調してスピーディに展開する様がブレッソンぽい。テレビの使い方が非常にクールでした。
Kaya
Kayaの感想・レビュー
2017/03/14
3.0
辛すぎる
Rily
Rilyの感想・レビュー
2017/03/04
4.5
なぜそのような結末を迎えたのか。心情を汲み取らせてくれないから原因は分からないまま。彼らの徹底した破壊行為、破く壊す切る捨てる潰す消すの連続を観せられては眉間にシワを寄せているのが自覚出来るほど思考を拒まれた気がして相当イラついた。自己解釈による思い込みも危険な気がする。絶望的で現実的。不完全でいい。
Ichiro
Ichiroの感想・レビュー
2017/03/03
4.0
どこか不穏ながら概ね平和な前半はあっさりと見られるが、後半に突入した途端に画面は狂気に満たされていく。結末に至る過程で起きた事実だけが提示されていき、その理由が語られることはない。ボタンの掛け違えを淡々と見せられているようだった。
劇中で流れる華やかな80sポップミュージックはひたすら不気味。ポップミュージックがこんな響き方をしているのは初めて見たかもしれない。場面が代わるごとに挿入される長いブラックアウトも不穏さを強調している。すごいぞハネケ。
ewellゆうll
ewellゆうllの感想・レビュー
2017/02/23
3.6
ハネケさん5本目。
途中までうーんと思いながら観てたけど、ラストで「(やっぱハネケさん)すごぃいいいーーー!!」ってなった。
HokutoNagai
HokutoNagaiの感想・レビュー
2017/02/19
4.9
完璧なまでの、絶望。
>|