実家から夜帰ってきて娘がシリアル食べた後、寝る支度してって言ってるシーンとか何か怖かった。その後はまた豪華な食卓だったり、何かが歪んでいる。普通の日常からごく自然に壊れていく表現が凄い。
監督のイ…
このレビューはネタバレを含みます
物語は事象の羅列であり、点と点を繋げて線にするのは読者次第でありその作業を行う事で初めてその物語が読書自身のものになる。
という様な事を何処かで読んだのを思い出した。
しかし、この作業を行う事で人間…
この内容で最後まで見れること自体恐ろしいハネケ力がある
心中する人の気持ちはわからないし安易に回答を出してわかった気になるのもアレなのでこの描き方は誠実だと思いました
しかも実話を元にしたらしいので…
鑑賞記録
遅まきながら観た
洗車のノイズで始まり
テレビの砂嵐ノイズで終わる
リズムある作品でした
解釈は色々あるでしょうが
いわば構築するために破壊する
工事現場みたいな作品でしたね
それに…
自分の意思で自分を殺すっていうのが、生きる意思が全くなかったとしても、どれだけ難しいかっていうのを淡々と描く映画。それは、生きる意思がないのに生き続けるのと同様の苦しさがあり、死ぬことができたとして…
>>続きを読む【現代の死】
2006年頃ユーロスペースで鑑賞。ミヒャエル・ハネケのデビュー作で現代社会のどん詰まった様相を淡々と記録した「終末の風景」がある。異色作品。
元ネタはパゾリーニの『テオレマ』か? …
オーストリアに住まう一家を主人公にした映画
家族はみんな普通の人なんだけど、普通の人ならではの悩みが彼らを蝕んでいって遂には...ていう感じのお話
なんか言いたいことはわからんでもないけど、別に感…