ちゃんゆい

セブンス・コンチネントのちゃんゆいのレビュー・感想・評価

セブンス・コンチネント(1989年製作の映画)
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何も起こらない、退屈な日々が、何もドラマがないまま終わる。何も起こらないことを予期できず見続けてしまうことに驚く。
退屈な日々は、なんの違和感もないまま消え去りうることを証明した作品。

キャラクターたちの言動や行動に意味があるのか、次のシーンにつながる手がかりなのか、散らばり続ける要素をつい見続けてしまう。そして地続きのまま終わりうることに衝撃を受ける。たった100分の作品なのに5時間見続けてしまったような疲労感がある。