1965年のアメリカを舞台に夫を殺した妻の逃亡劇と人種差別問題を描いた作品。
何となく好みな感じだったから観てみたら、めっちゃ好きな話でした！
「テルマ・アンド・ルイーズ」や「ベティ・サイズモア」が好きな人は絶対ハマると思います！
モラハラDV夫に苦しめられていたルシールは夫の首を切って殺害し、頭部を持ったまま女優の夢を叶えるため、ハリウッドへと旅立つ。
一方彼女の甥で13歳のピージョーは街にはびこる黒人差別を目の当たりにし、黒人の味方となって差別に立ち向かっていく…。
あらすじだけ読むとかなりぶっ飛んでる話に思えますが、ちょっと変わったロードムービーでもあり、差別や自由についても考えさせられるストーリーでした。
ルシールとピージョーの話が交互に進んでいくスタイルで、全然違う話が最後どうまとまるのかと思ったけど、終わり方もスカッとして好きでした😊
グロいシーンはありませんでしたが、黒人差別のシーンは観てて辛いものがありました。
ルシールがぶっ飛んでるんだけど、最高に魅力的😍💗
逃亡劇なのに、色んなトラブルを切り抜けてちゃっかり夢を叶えてしまうのが最高🤣
最初は頭おかしくなった系の話かと思ったけど、モラハラ夫が最低すぎる。。
34歳なのに子どもが7人もいて、みんな年子みたいだったし、性的にも虐げられてきたのが予想できてしまって可哀想だった。
彼女が夫との結婚生活を語ったシーンは思わず涙が出てしまいました😢
ルシールを慕っているピージョーも正義感が強くてまっすぐな少年で素敵でした✨
どうかその心を持ち続けてほしい🥺
優しく見守ってくれた叔父さんのダグも好きだったー😊
ラストシーンが最高に好き💗
観て良かったし、好きな作品になりました✨
