ぴんゆか

ウディ・アレンの愛と死のぴんゆかのレビュー・感想・評価

ウディ・アレンの愛と死(1975年製作の映画)
3.2
古い映画。と感じつつ友達に勧められて一緒に見た。

よくある欧米ドタバタ喜劇かーと思ったが、
底抜けの阿呆さの中に突如倫理的判断とは、神の存在とはとか、暇な大学生の贅沢な悩みとも、
悩める大人の普遍の物思いともいえる、哲学的テーマがそこら中から顔を出すのが思いの外楽しかった。

個々の人生とは、このように淡々と続く日常を嗜む過程で人生や愛や死、性の意味を悶々と考えながら、各々の使命を思案しながら、終わり間近の一瞬に自分なりの答えに気づかされるようなものかもしれないと思った。

ウディアレンのジョンレノン崩れ感がすごいし
ひたすらダイアンキートンをぽかぽかモグラ叩きするシーンは声出して笑った
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