なかなか壮絶なのに、笑ってしまう要素もたっぷり。
最強の敵（忍者）のダサすぎる全身タイツ姿、相棒をおんぶしてユンファと闘う２人組（あの戦闘スタイルがベストとは到底思えない）、アイスホッケーみたいな氷上格闘シーンなどなど、ユニークで面白かった。
主役はレオン・カーヤン演じる郵便屋さん。旅の仲間のユンファとチェリー・チャンが若かったなぁ。

面白かった！そして…
オモシロだった！！(笑)

ジャケを見ると周潤發(チョウ・
ユンファ)がフィーチャーされて
いるけど、主役は梁家仁(レオン
・カーヤン)。

なかなかにシリアスな展開で、
みな壮絶な最期を遂げていく。
だのになぜ、オモシロなのか？

出オチ悪・高雄(エディ・コー)
その正体は…
―――モジモジくん忍者！！☆
ぶはははは(笑)

…そう。彼が演じる極悪非道の
キャラと、戦闘形態である忍者
コスとのギャップが生み出す、
意想外の笑い。コレに尽きる。

第一形態は黒タイツだからまだ
良かったけど、第二形態で白に
なった時はもうヤッちまった感
満載で、込み上げて来る笑いを
どうしようも無かった。☆(笑)

出す必要性があまり感じられぬ
手裏剣や火炎放射、煙ドロンに
変わり身の術が実にマンガ的。
普通に、カンフーで戦った方が
良かったのでは…？

←とまぁ、一般的には思われる
だろう。(笑)

だがしかし！個人的には、コレ
こそが私の求めてやまない忍者
の素晴らしさなのだ…！♪

“必要性が希薄、あるいは皆無”
それは決して負の要素に非ず。
敵の虚を突き死中に活を求める
御意見無用の最強アサシン。

それが東洋の神秘、忍者なのだ
！！☆

他にも、『阿修羅／ミラクル・
カンフー』を思わせる、合体技
2人組や、ホッケー軍団との
氷上格闘など、見どころ満載で
飽きさせないぞ！

• #忍者_超空間コベ
• #忍者
• #中華ニンジャ
• #功夫_超空間コベ
• #カンフー

袁和平の会社が作った香港版トランスポーター
中々の珍作だった


袁和平の会社なだけあって、主役の梁家仁といいサイモンユエンジュニア、高雄、樊梅生が出演しており、いつものカンフー映画か……と思いきや、周潤發とチェリーチェンという珍しいキャスティングになっている
お話自体は可もなく不可もなく…といった感じなんだけど、せっかくチームとして行動しているのに特に連携する訳でもなく一人一人やられていくので、映画としても淡々と終わってしまっていたのが勿体無いように感じた
あとこの中ではかなり動けるはずのサイモンユエンジュニアが中盤でケガをしてアクションをやらなくなるっていう展開は流石にどうなんだ…と思った


アクションは袁家班の面々なので期待していたけど、期待とはまた別のベクトルのアクションだった(つまらなくはないんだけどね
この後に製作されたチャンピオン鷹もそうだけど、普通のカンフーアクションを作っても中々ヒットさせられないので別の要素を足してみようという試みが行われていた
なのでアイスホッケーだったり、二人羽織だったり、モジモジくんみたいな忍者だったりとシチュエーションはかなり豊かで面白い
でもそのせいか割といつもと比べると立ち回りの密な感じが薄れてたし、カット割やカメラワークでのフォローも多く感じた


かなりのマニア以外にはオススメはしにくい作品だけど、嫌いではないです笑