One band come they to justify.
Love and logic keep us clear.

うわっ もう７デイズどころか
５日切ってんじゃん…
じゅ…じゅ…１３年ぶりのＵ２ライブ！
もう寝ても覚めても移動中も フルボリュームで聴きっぱなし！
ついには家庭の会話さえ そればっか！
その瞬間だけが楽しみ過ぎて ２人揃ってＵ２の話以外 全くしてねー気がする…
それもそうだって
こんな不誠実で汚い現実に耐える日々の中
嘘偽りない姿勢と音で 広い世界と目の前のファンに
真っ直ぐに歌い演奏するバンドが どれだけいるか？
そこに共鳴して 生まれる一体感に酔いつつ
愛する人と心底分かち合える喜びが どれだけあるか？

ってなわけで こんなマイナーな作品まで引っ張り出しちゃったりしてさ
マフィアに金工面させて Ｕ２ライブを実現させなきゃ １週間後にゃお陀仏…
っていうトンデモ メキシコ映画
設定こそぶっ飛んでるけど 兄弟の熱い絆や
恋人の広い懐によって ダメな男が初めて
自分の力で 夢を実現しようと孤軍奮闘する様は
なかなか グッとくるものがあるし
ラストのご本人方登場は もうズルいって…

You broke the bonds,
and you loosed the chains.
Carried the cross of my shame.
You know I believe it,
I still haven't found what I'm looking for.
こだわってたものなんて捨て去って
自分の真実を解放するべきさ
過ちを恥じて 十字架を背負うんだ
何を求めているか 探し物の正体さえ
誰もが ホントは見つかってないのさ
They're the real thing.
Even better than the real thing.
それが真実ってヤツなんだ
でも しょうもない現実より よっぽどマシな真実だぜ

Ｕ２･･･もちろんあの世界的なロックバンドで、まさかこんな変化球な作品まで作られるとは、思わずニヤリ。
恋人と、なぜか強烈なＵ２ファンの借金先の元締めの息子と共に、Ｕ２を呼ぶために走り回る男のプロセスが見所で･･･喜怒哀楽のドラマを上手くは見せてくれる。
が、肝心のイントロ部分の描写が雜ゆえに、設定にも"？"が出て･･･ラストのＵ２の見せ方が何ともで、予算上の問題なのかもしれないが、せめて会うぐらいはさせないと。
そんな訳で、最初と最後はもったいないが･･･劇中使用曲の♪Miracle Drugの歌詞とは、一応リンクはしてます。

U2ファンにしか楽しめない映画かなとも思ったけどストーリーもそれなりに面白い。