影屋れい

2000人の狂人/マニアック2000の影屋れいのレビュー・感想・評価

1.5
『2000人の狂人』。OPとEDで流れるハイテンションでヒャッハー系な曲が印象に残る…というかやたらと耳に残る。物語は南北戦争時に起きた事件の恨み辛みに巻き込まれる無関係な6人の悲劇を描きます。恨み晴らさでおくべきかと100年後に南部の町人たちが北軍の末裔にヒャッハー虐殺を仕掛けるのですが…。
低予算ですし、昔の作品だから仕方ないと言えば仕方がないのですが、兎も角手抜きというかチープ。
人肉バーベQ、八つ裂き、樽回し、岩石落としetc…と趣向は凝らすのですがどれもイマイチ。それを察したのか劇中の町の人達も微妙なテンションです。宴会での催しを失敗しているにも拘らず、企画主催した人達だけが大成功だッッ!大ウケだッッ!!しているお寒い空気感を味わえることには大成功している作品。
なのでホントに物足りないの一言。コメディにもスプラッタにもなれない宙ぶらりん。そもそも何で「6人」なんだよ。ルール説明をキチンとしてよッッ!!!こんな調子で次の100年後にまた祭りを開けるのか非常に疑問。これはまた失敗しますね…。あとおっぱい成分が全然ないよー。そっちをなんとかしてよー。
影屋れい

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