皆んな大好きおっちょこちょい悪魔ジンたんが帰ってキタヨ( °ω° )b

死の願いを叶えるジンたんとトンチバトルを繰り広げるウィッシュ・マスターシリーズ第2弾！


前作のヒロイン、アレックスとのトンチバトルの末、オパールに封印されてしまったジンたんだったが、強盗団のヒロインが、封印されていたオパールを盗みだしたからさぁ大変！

今作は前作に引き続きアンドリュー・ディヴォフがジンの人間verを演じていますが、アンドリュー・ディヴォフのジンは今作がラストです。

前作同様に復活させた人間の願いを三つ叶える事により、地上を支配してしまうという圧倒的なチート設定を持っているジンたん。

今回は強盗団のヒロインにどうにかして会うために豚箱に入れられたジンたんと心が繋がったヒロインのザ・君の名は、ものとなっとります。

とりあえず復活には人間の魂が1001個いるようで刑務所の囚人達の魂をちまちま集めるジンたん。

『ここから出てぇ！』と願う囚人には身体が鉄格子にめり込み顔面潰れてご臨終したり、いつも通り全く願いを叶える気ゼロですが今回の一番の死に様はジンたんを弁護する弁護士のおっさんでして、

下半身が180度曲がって自分のお尻の✳︎にチン子がぶち刺さって文字通りイキ死ぬというザ・哀れな死に様は涙無くして見れん！

流石に刑務所内では魂一気に集まらんと思ったジンたんは脱獄して欲望渦巻くカジノで一気に魂集め！カジノが阿鼻叫喚の地獄と化します(´∀｀)

ラストはいつも通りヒロインとジンたんのトンチバトルとなるが、今度のジンたんに死角は無かった！

前作でヒロインの願いを不用意に叶えてしまった所為でオパールに封じ込められてしまった失敗を教訓に今度はちゃんと学習してドヤ顔で勝ち誇るジンたん(ﾉ∀｀)

しかしやっぱり最終的にジンたんのおっちょこちょいが災いしてヒロインの策略に引っかかり見事ジンたんオパールの中に逆戻り笑

監督・脚本は『エルム街の悪夢２』の、ジャック・ショルダーということもあり、お尻の穴もだがストーリーも穴だらけでいかんせん酷い。この監督ちゃんとしてんの『ヒドゥン』だけか？

ジンたんが世界を征服する日は果たして来るのか？
何千年も生きてるんならもう少し頭も賢くなってつかーさい！

• #VHSでどっこいしょ

簡単に言えば「アラジン」のジーニー邪悪版的悪魔・ジンが登場するホラーシリーズ第二作。監督脚本は傑作「ヒドゥン」のジャック・ショルダーで、製作されたのは99年というDVDが少しずつ普及しつつもまだVHSメインの中途半端な時代だったからか日本ではVHS化されたのみでやっと観れました。

今回は美術館に強盗に入った女がジンが封印されたオパールを盗んで彼を蘇らせてしまうという流れ。彼女の身代わりと言わんばかりに刑務所に入れられたジンですが、早速「ここから出せ」という囚人の願いを聞き入れ顔や体が潰れても鉄格子を無理矢理通り抜けさせて「脱獄」を叶えさせたり弁護士の体を折り曲げたりと派手にやってくれ、看守を殺す＆魂を奪い取れば彼の姿となりすんなりと脱獄。

ジンが世界を支配するには人間の望みを叶え彼らの魂を吸収することが必須。そんなわけで人間の欲望が渦巻くカジノへ出向くわけですが、ルーレットがドリル付き車輪のようになり人を襲えば大量のトランプが顔面に突き刺さり時に体を貫通、「ビデオドローム」の如く顔面や胴体が崩壊すれば屁をこく要領で体内から硬貨が大量流出と前作の焼き直し感強めながら時にユーモラスな大量殺戮はなかなかの見応えあり。

家族が居る警備員を射殺したという罪に苛まれるも主人公の強盗女にいまいち感情移入出来なかったりその仲間の神父が大して活躍しない、整合性がない設定に盛り上がりに欠ける終盤と脚本にはかなり粗が有るものの大きくパワーダウンする次作よりはまあまあ楽しめる作品でした。

フリーズ！と言った警官を文字通り凍らせてしまうのもちょっと面白かったです。

こちらは最近マークした『ウィッシュマスター』シリーズの２作目となります。確かこの作品だけ日本ではDVDになっていないはず（VHS止まり）。
予算も落ちてしまい、特殊効果を使った見どころも前作と比べると少なくなってしまいました。特殊効果担当もKNBではなくなっています。しかしながらアンドリュー・ディヴォフ演じるジンやアナログな特殊効果に拘ったゴア描写は健在。終盤には見どころは限られているものの、大虐殺をやってくれます。やっぱり特殊効果が一番の見どころだっただけに、かなり間延びした続編にはなっているものの、ジンさんと彼に出会ってしまった人々のやりとりなんかは面白いですし、まあ、それなりに楽しめる作品にはなっていると思います。KNBに代わって特殊メイクを担当したのはアンソニー・C・フェランテ。ジャック・ショルダーとはよく組んでいたようです。