いい映画なんだけど悲しい。
どんなに好きでも距離には勝てない。そしてすべては決断なのだ。
結局お互い仕事や家族と決別してまでは相手を選べなかったってことなんだ。
ジェイコブがロンドンに最初にロンドンに訪ねて行った時の居心地の悪さ。「君の世界に僕がいる気がしない」これがすべて。
アンナがジェイコブを好きになったのは事実だけれど、どこか異国の地だしスキー場や旅行先でのような非日常感が二人を特別にしていたように思う。
その非現実がそのまま日常になることもあるんだろう。でもこれは違ったということ。
それに気づくまでのお話。