フジタジュンコ

ラガーンのフジタジュンコのレビュー・感想・評価

ラガーン(2001年製作の映画)
4.0
ヒンディー語映画において”ラガーン前”、”ラガーン後”と言われるらしい大傑作。
アーミル・カーン・プロダクションの第一作でもあるだけに、アーミルの熱意も並々ならぬもので、とにかくアツい作品だった。見ているだけで灼熱の地の砂の味がしそうなほど…

ストーリーは農村チャンパネールの人々が年貢の免除をかけてブリテン人とのクリケット勝負に挑むというもの。
私はクリケットにあまり詳しくないので理解できるか心配だったが、作中でブリテンのネーチャンがクリケットを知らない村人にゲームのルールを解説してくれるので、クリケットを知らなくても村人と同じように学ぶことができる親切設計である。

4時間近いもののまったく長さを感じさせないし、試合運びもお約束の展開ながらも波乱の展開あり、ダンスあり、歌ありで(音楽も素晴らしい!)、これは劇場で見たかったなあ。