Panierz

狼の時刻のPanierzのレビュー・感想・評価

狼の時刻(1966年製作の映画)
4.2
あくまでも妻の証言として話が進んでいくことで、妄想的な解釈による現実の二重化を可能にしながら、そもそも冒頭でこれは虚構であるということを示すベルイマンはある意味観客をバカにしてるとも思えるが、それがスタイリッシュな演出として映えてしまうところにベルイマンのカリスマ性を感じざるを得ない。
中盤でタイトル「VARGTIMMEN」が挿入されるとこなんか今見てもモダンに映りますね。かっこいい映画だ。
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