みゅうちょび

ベイビー・ブラッドのみゅうちょびのレビュー・感想・評価

ベイビー・ブラッド(1990年製作の映画)
2.5
多分この映画はハマったら病みつきな不思議な趣きのある作品。
まさに、フレンチホラーの原点と言えるような血塗れ度も突っ込み度も満載。
1月24日にDVDが再販?模様?
*以下ちょっとネタバレ

溶岩ドロドロオープニングがまた意表を突きます。種の起源についてのナレーションは、産まれたい「僕」。

サーカス小屋では、この声の主が団長の愛人女子ヤンカの身体にニョロっと入り込み、ヤンカは妊娠。自分が妊娠したと知り1人サーカスを去ります。

このお腹の赤ん坊、殺してしまった男の血を飲めとヤンカを促したりヤンカが自殺しようとすると「お願い死なないで、僕は生まれたいだけなんだ」と語りかけます。

この声が「ヤンカぁ…」と呼びかけるのがずっと耳にこびりついて、これを初めて観た日から、うん十年たった今でも、忘れられません。

妊娠したまま、Hした後のヤンカとお腹の赤ん坊の会話とか( ;´Д`) ヤンカが全身血塗れなのに、道行く人とかヤンカと話をする人が、全然気にしてないとか…あははははは。かなりシュール。

昨今のひたすら血塗れホラーに飽きた方、なかなか味わい深いエログロでゴアゴア満載な本作を是非ご堪能いただきたいです。
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