老人として生まれ、青年へと成長し、赤ん坊で死ぬ数奇な人生を歩んだベンジャミンの物語。
普通とは真逆の人生を歩んだベンジャミン。生まれたときが老人ってどんな気分なんだろう。身体が不自由だから外には行けないし、味覚も衰えてるから美味しいものも分からないのかな?
多分、細かなところで色々と違うんだろうけど案外そこまで変わらないような気もする。結局のところ誰かに支えられて育ち、1人立ちし人生の困難を味わい、最後はゆっくりと死んでゆく。
結局は自分たちもベンジャミンと変わらない人生の真っ只中にいるなと感じた。