評論家の宮崎哲弥さんが褒めてた映画
ロイ・シャイダーはさして重要な役ではありません

凶悪事件の裁判を生放送し、視聴者の投票で判決を決める「市民の評決」というリアリティ番組の極北の設定がこの映画の全て
「TV業界の信念無き視聴率至上主義」と「現行法の民意の反映の限界」の社会問題美味しいトコどりな設定だが、社会派ぶる程この設定の細部にリアリティがある訳では無いので、一種のSFとして観るのが正しい観賞法かと
ニュース映像やインタビューなどTVである事を強調した演出もテーマの強度を高めるよりは、単に安っぽい画面になってしまっていて…
あくまでB級映画なので、センセーショナルなテーマも娯楽の一部として楽しもう（それはそれで映画作りとして間違ってはいまい）

アーマンド・アサンテや囚人役の俳優の存在感には映画が宿っていた

• #☆60点
• #100分以内
• #レビュー済み
• #法廷劇
• #テレビ業界
• #もっと観られるべき
• #SF臭

あまりにもあり得ない話なんだけど、もしかしたらＴＶ界の視聴率稼ぎにやっちゃおうなんて考えそうな気もしたりする。

本当にこんな番組を作ったとしたら、それはもうゲームの世界になってしまうだろうなぁ・・・。

どんな悲惨な終わり方をするのか思っていたが、安心できる終わり方で救われた。

DVD鑑賞。