ぷー

ピノキオのぷーのレビュー・感想・評価

ピノキオ(1940年製作の映画)
3.3
1940年にこの映画が作られていたことが驚き。
戦争中だったというのに、こんなものが作られていたなんて…

星に願いをの音楽が流れる穏やかなシーンを見ると、食べ物も着るものもどんどん乏しくなっていった日本の状況を思い出して、日本との差を感じる。

これくらいの年代の欧米の映画を見ると、
日本はよくこの国と戦争をしたなぁという気持ちになってしまう。

という、戦争の話は置いておいて…


ディズニーの代表作とも言えるピノキオを、ディズニー好きとしてちゃんと見ておかねば!と、初めて鑑賞。

ディズニー音楽はやっぱりすきだ。

内容は、思っていたよりダークな部分が結構あって、これ幼い頃に見てたら怖かったかもなと思う。

小さい子供たちがタバコ吸うシーンとかお酒飲むシーンとか売られるシーンとか、
今のディズニー映画じゃ絶対こんなシーン作らないよな、と思って時代を感じた。

でも、ただ怖いだけじゃなくて、
嘘をつくとそれは段々大きくなっていずれ隠せなくなるということや、甘い話に流されてはいけないということなど、今を生きる人にとっても大切なことを伝えている作品だと思った。
ぷー

ぷー