わらじ

血を吸うカメラのわらじのレビュー・感想・評価

血を吸うカメラ(1960年製作の映画)
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『血を吸うカメラ』!って感じの映画ではなかったな
なぜなら原題はpeeping tom(のぞき魔)なので、、、
(ピーピングトムの意味調べたら、ゴディバの由来のゴディバ夫人をひとりだけのぞき見た人の都市伝説から…らしくてそこ繋がるんだ!って感じだった)

『サイコ』と同時期の公開で、よく比べられちゃう作品らしいけど、
うーん比べれば比べるほどサイコのハラハラドキドキのサスペンス演出のうまさがどんどん引き立っちゃうな

「恐怖の顔」の表現もそうだけど(これは人それぞれの好みかもしれないが…)
物語の緩急の付け方というか、日常的な場面からシリアスな場面への移行の仕方だったり、不気味な状況とか人物の描かれ方だったりが、あんまりうまく行ってない感じがあって、
そこで物語から現実に呼び戻されるというか、冷めちゃう感じでうーん…

奇想天外映画祭でみたんだけどこの作品には愛すべき奇想天外ぶりもそんななくて…(プライベート・パーツとかはなんかもう愛す そういうえばあっちの方が覗き魔感あるな)

あんまハマらなかったな〜
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