MariaElena

愛と追憶の日々のMariaElenaのレビュー・感想・評価

愛と追憶の日々(1983年製作の映画)
3.0
アカデミー賞受賞作品であることと、シャーリー・マクレーンをこの間知ったばかりだから代表作のこれを観よう!と鑑賞。

正直、これが本気でアカデミー賞受賞作品なのか?と疑ってしまった。
話をまとめると、最低な親に育てられた若い娘もまた、最低な親になりましたとさ。という感じなんやけど、後半のテーマを不治の病にすり替えてるから、これは悪質やなと。感想を本音で言いにくくしている。

私がずーっと思っていたのは、「こんな風に年は取りたくないな」ということ。そう思ってしまう大人たちが勢揃いしている。

ほんまに思うんやけど、自分がいくつであっても男でも女でも、家庭を持ったのならお金の管理と妊活の管理ぐらい出来ないと致命的やって。お金ないのにポンポン産んでどうするつもりなん?
中絶しない=命を大事にしている私!って顔してたけどさ、生まれてきた子どもたちの心は?大事に出来てるの?
育児が大変なのはどこのママもそうやけど、大変さが自らの失態で勝手に背水の陣に追い込まれて、鬱憤が子に怒鳴ることに繋がるのはもう最悪中の最悪。

母と娘の親子愛がテーマなんかな?と思ってたけど、子離れできない母親を捨てるかのように男と出て行って結婚して、その男に裏切られたら実家に帰ってママー!(抱擁)ってさー。
親子愛ではなく、同レベ同士が傷を舐め合ってるようにしか見えない。

母も親になった娘も、恋愛はいいから子育ては?恋愛はいいから自立したら?としか言えない。一旦、男性から離れて自分と向き合ってみなよと思う。

あとは、ソフトやけど性行為についての会話が多すぎるから、親子で観る映画ではない気がする。
MariaElena

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