山Q

さんかくの山Qのネタバレレビュー・内容・結末

さんかく(2010年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

20170512 DVD 4.8
以前からおもろいとは聞いていたけどキャストに全く興味が湧かずずっと後回しにしてた作品。
今回数年越しでやっと観たが、ヒメアノールがハマった自分には最高レベルにおもしろく退屈なく最後まで一気に観ることのできる良作だった。
序盤は田畑智子のウザさとキモさが全開で小野恵令奈のハスキーボイスに関しては意外にもツボだったのでかなり高岡に感情移入できた。
前半あれだけウザかった田畑智子が後半同情を超えたレベルで魅力的にみえてきたり、終盤かなり久しぶりに出てくる小野恵令奈、その彼氏の柔道部、マネキンの首をドアに巻きつける後輩などもツボ。
ラストの姉妹ゴミ出しからの高岡の目線の動きにかなりドキドキさせられ、そこからのラストカットも素晴らしい。
ジャケで緩い恋愛モノとのレッテル貼られて損してる気もするがギャップで楽しませる映画だということもかなり伝わった。
自分自身もし知り合いにとにかく観てみろとオススメされてなければ死ぬまで観てなかった可能性が高いので知り合いにはマジに感謝している。
小野恵令奈に、自転車で追い越しぎわに乳揉むおっさんみたいなシーンがあったような気がしたが何の効果を狙ったシーンなのかよく分からなかったので次見たときに確認予定。

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20220430 4.8
自分の中でめちゃくちゃおもろかった記憶しかないため、確認も込めて久々の鑑賞。
自分の行動とその行動を別目線で見たときのギャップを描いた脚本はマジで秀逸。
メインの3人の演技が最高すぎるので、内2人の演技がもう2度と見れないのはもったいなくもあり、寂しくもある。
やはり吉田恵輔は天才だ。
山Q

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