怖い。vhsのジャケットが。
そして、それを見て「メチャクチャ面白そうじゃあねーか！」と感じた己の感性が。(気になる方はググって下さい)
そんなわけで随分前に渋谷ツタヤでレンタルして観たけれど、ひたすら殺人鬼の書いた本を読んだり、マスかく様子を延々と映したりする、アートフィルムを騙ったヤバい映画で、完全にトラウマとなった。
にしても、こんな映画もお子さまからご年配の方まで気軽に手にとって観られる渋谷ツタヤは流石としか言いようがない。
おそらくもうないだろうが、棄てるんだったらオレに売って欲しかったぜ。ヤフオクで偶に出てるけどな。

椅子に座った男が、母親殺しの告白を始める。殺人シーンはない。だが、殺人者の心の闇、暴力性は恐ろしいほど迫ってくる。そして、告白者の抱える闇は、自分たちも共有しているのではないかと、疑い始める。
本作がユーロスペースで上映された際のパンフに、佐川一政氏が本作の感想を寄せている。一部を引用する。「連続殺人犯の軌跡を追うことによって、ケルコフは愛とhじゅー魔ニズムの監督になり得たのだ」と記している。

実験映画っぽいからかこれもまったく記憶なしです。