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ミュンヘンのliamのレビュー・感想・評価

ミュンヘン(2005年製作の映画)
3.3

監督は「宇宙戦争」のスティーヴン・スピルバーグ。出演は「トロイ」のエリック・バナ、「ジャケット」のダニエル・クレイグ、「ホロコースト -アドルフ・ヒトラーの洗礼-」のマチュー・カソヴィッツ、「オペラ座の怪人」のキアラン・ハインズなど。

ミュンヘン・オリンピックの最中、イスラエル選手団が何者かに襲われた。イスラエル側はテロリストの犯行とみなし、復讐を計画する。暗殺チームのリーダーに任命されたアヴナー(エリック・バナ)は、11人の標的を次々に消していくが。

事実を基にした作品。
イスラエルとパレスチナの対立を題材にした、社会派ドラマになっている。

前半は様々な手段を使って、ターゲットを追い詰めていく。臨場感がかなりあり見応えがある。ただ後半になると計画が狂っていき、主人公の内面に迫った作品になってくる。
自分達がしてきた事に後悔すら覚えてきている状態で、何も解決せず終わる感じはかなり恐ろしかった。

ミュンヘン五輪虐殺事件がキッカケになっているが、事件自体知らなかったため非常に驚いた。

ダニエル・クレイグが若くてフサフサで最初気づかなかった。笑

重い社会派映画。
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