コタロウ

ミュンヘンのコタロウのネタバレレビュー・内容・結末

ミュンヘン(2005年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

実際に起きた事件を元にしていてテーマ自体は重く考えさせられる部分もあるんですが、映画の作品として見るととにかく長い割りにターゲットを一人一人暗殺していくだけで、メリハリも感じず単調で退屈に感じました。

又、暗殺チームの描き方や設定が緩いのも気になりました。

爆弾で現場をめちゃくちゃにするので掃除人カールの仕事は殆どなく、文書偽造のハンズが手榴弾片手に現場に乗り込むシーンや、アブナーがホテルの隣の部屋にチェックインして爆発に巻き込まれて死にかけるのは滑稽に見えました。

スティーブも専門が何なのかよく分からないし、更に爆弾のスペシャリストのロバートが爆弾作った事ないとか暗殺チームがとにかく素人以下の集団で、ずっしり重い作品のテーマと欠け離れてて集中して見る事が出来ませんでした。
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