このレビューはネタバレを含みます
時間ができたら絶対に観ると決めてました。
そしてめちゃめちゃ好きなタイプの映画だった(*⁰▿⁰*)カンゲキ✨
出会いの場所は葬儀場。
両親を亡くしたイーノックと、余命3ヵ月のアナベル。
そして幽霊のヒロシ。
死というものがすぐそこにある事を感じさせながら、あまり重たくならず、2人が一緒に過ごすさりげない時間が、あたたかく描かれていた。
ヒロシが特攻隊の格好だったのでびっくりしたけど、センスの塊みたいな綺麗な映像の中に、あのいでだちで全く浮かずに溶け込んでいた加瀬亮すごい。
あの雰囲気はあの人にしか出せないと思った。
残された日々を、大切に、まっすぐにお互いを想って過ごす2人がすてきだった。
ただ一緒に過ごせればそれだけで幸せっていうのが、ものすごく詰まっている感じでジーンとした(T . T)
病院で、イーノックが医師に突っかかって暴れる場面は辛さが分かりすぎる。
愛を知ることは、別れの辛さも引き受けることなんだなって改めて思った。
終盤の「季節を春にしてあげたい」の言葉は胸にぐーっと来て、またちょっと泣いた。
ヒロシの手紙も良かったな…。切ない。
でもラストの、2人の思い出の場面とイーノックの笑顔はホントにいい終わり方だと思った。
「きっと星のせいじゃない」より、起伏やインパクト的なものは少ないんだけど、こっちの方が好きだったよ。ものすごく好み( ´ ▽ ` )✨
こういう映画が観れると嬉しい。
いい休日になりました(^-^)