浅野公喜

殺人鬼の浅野公喜のレビュー・感想・評価

殺人鬼(1983年製作の映画)
3.3
チャールズ・ブロンソン演じる刑事と若い女性を襲う殺人鬼との戦いを描いたう~んマンダムなサスペンス。

アクションというよりは当時流行りのスラッシャー映画の影響を受けた様な内容なので、いつもの様にブロンソン大活躍というわけにはいかないのですが全裸で犯行を行うという強烈な殺人鬼の存在がなんといっても今作の特徴。そのインパクトという名の勢いだけの作品かもしれませんがブロンソンも逮捕する為に証拠を捏造する等して対抗、最後は決めてくれます。犯人は割と二枚目でVWビートルに乗る所からテッド・バンディを連想させ、距離感がおかしいインセル的存在となった彼の内面をより掘り下げてくれたらもっと良かったかもしれません。

犠牲者の中にはマイケル・ジャクソンのスリラーのPVでマイケルのガールフレンド役だったオーラ・レイやトラボルタの嫁だった故・ケリー・プレストンの姿も。
浅野公喜

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